【ホラー特集】夏の終わりにホラー映画を
ホラー映画、観てますか?
ちなみに私は小学生のときに「呪怨」を観てトシオ君がトラウマになりホラー映画とはそれっきり。
最近になって勇気を出して何本か見てみたら面白いじゃん!となりハマりだしました。
そんなホラー映画超初心者の私ですが、今日は初心者でも楽しめたホラー映画を色々紹介。
ただ一口にホラー映画と言っても実はジャンルが色々。
幽霊に呪われる、殺人鬼が追ってくる、謎の実験に巻き込まれるなどなど、
多種多様なジャンルが様々なテイスト、演出、撮影技法と絡み合い細かく枝分かれしているんです。
つまりホラー映画ディグは自分のマニアックな好みを見つけるフェチズムの世界。
というこで個人的に好きなジャンルからオススメホラー映画をいくつか紹介します。
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①カルトホラー
カルトホラーとはやばい宗教の儀式に巻き込まれたり恐ろしい風習の残る村に迷い込んだりするホラーのジャンル。
「ミッドサマー」
監督:アリ・アスター 主演:フローレンス・ピュー
近年のカルトホラーで話題になったのがこちら。
舞台はスウェーデンの田舎村の夏至祭。
ホラー映画といえば夜だったり闇の中が定番だが、本作は太陽の沈まない白夜。
白い民族衣装や鮮やかな花々などカラフルな画面が不気味さをより加速させていく。
明るいのがだんだん怖くなってくるという斬新な演出と、
カルトホラーの醍醐味【気持ち悪い儀式】が見どころ。
前作「ヘレディタリー 継承」のエッセンスを充分に引き継いだ話題作。
じわじわ怖い系なのでホラー苦手な人でも◎
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②POVホラー
POV(Point of view)は登場人物がカメラで撮影した映像を観せる撮影手法。
一人称視点のため手ブレや狭い画角が臨場感を煽りホラーとの相性が非常に良い。
「ヴィジット」
監督:M・ナイト・シャマラン 主演:オリヴィア・デヨング
祖父母家を訪れた二人が旅の様子を映画にするためハンディカメラで撮影しているという設定。
子供視点の映像や手ブレ、定点撮影、画面外での展開などPOVならではの映像を存分に楽しめる作品。ストーリーも面白く終盤の母の一言で全員青ざめたはず。
がっつり怖いのに挑戦したい人はオススメ。
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③ファウンドフッテージ
撮影者が何らかの理由で行方不明となり埋もれていた映像を発見した、という設定のもの。フェイクドキュメンタリーであることが多い。
「呪詛」
監督:ケヴィン・コー 主演:ツァイ・ガンユエン
POVホラーをもう一本。
今年の7月にNetflixで配信が始まった台湾ホラー。
日々の生活を記録するために日頃からビデオを回している設定のPOVで、カルトホラーでもある。
怖い、とにかく怖い。今日紹介する映画の中で一番怖い。得体の知れない呪いと人間の狂気が不安と興奮を煽る作品。
そして構成が見事。最後まで観たら「観なきゃ良かった」と後悔すると同時に誰かにオススメしたくなること間違いなし。
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④サイコホラー
精神的、心理的な恐怖を煽るホラー。
人間の怖さを描くいわるゆ人怖であることが多く、サスペンス性が高いのも特徴。
「聖なる鹿殺し」
監督:ヨルゴス・ランティモス 主演:コリン・ファレル
この映画に幽霊やゾンビは登場しない。
人間が人間を支配し、理性を奪われ本能や欲望を剥き出しにする。
そんなサイコホラーの醍醐味を存分に味わえる作品。
さらに独特なショットや全員の不気味な演技にも注目。
特に「映画史上最も癪に触る食べ方」と評されたパスタのシーンが有名なバリー・コーガンの怪演は必見。
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④社会派ホラー
ホラー映画のエンタメ性を残しつつ社会問題や現代性の強いテーマをストレートに扱うホラー映画。
「アス」
監督:ジョーダン・ピール 主演:ルピタ・ニョンゴ
コメディアン出身のジョーダン・ピール監督。
「ゲットアウト」に続き2作目のホラー映画となった本作。
普通の生活を普通に送ることが出来る、その時点で特権階級。そして特権を持たない人々の存在を次第に忘れてなかったことにしてしまう、そんなテーマの作品。
アメリカの格差社会問題を皮肉たっぷりかつストレートにホラー映画として描いており、エンタメとしても充分に楽しめる。
8/26公開のジョーダン・ピール監督最新作「NOPE」も楽しみ。
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と、いうことで私好みのホラーをジャンル別に紹介しました。
私がホラー初心者なので、今日紹介した映画はホラーを普段見ない人でも楽みやすいと思います。
それでは~。
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