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CO2センサーで「見えない」を見える化👀
最近、なんだか寝付きが悪い。仕事中も集中力が続かない……。
その原因、もしかしたら部屋の二酸化炭素濃度が高いせいかもしれません。
普段は見えないし気にすることのない空気の質。でも、CO2センサーを使えば「見えないもの」が「見える」ようになります。そこで今回は、SwitchBotのCO2センサー 二酸化炭素濃度計を購入して使ってみたので、その使い心地や特徴を簡単にご紹介します!(以下、Amazonアソシエイトリンクです。)
SwitchBot CO2センサー
内容物はシンプル。本体、USB-Cケーブル、そしてスマホとのペアリング方法を説明した案内の紙が入っています。
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このセンサーは単3電池2本でも動きますし、USB給電にも対応しています。注意点として、電池を使用する場合、CO2濃度の取得間隔は30分に制限されます。自分はそれで問題ないので、電池で運用しています
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サイズ感については、公式仕様によると奥行き2.5cm × 幅9.2cm × 高さ7.9cmとのこと。写真だけでは伝わりにくいかもしれませんが、手のひらサイズで邪魔になりません。
公式アプリ
設定や操作は基本的に公式アプリから行います。初回利用時にはファームウェアアップデートがあるので、最初に適用しておくと安心です。その後、表示方法や通知設定を簡単にカスタマイズできます。
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アプリでは、データの更新間隔を変更可能です。ただし、先述したように電池運用の場合は短い間隔に設定することができない点は注意が必要です。
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アプリのUIはとても見やすく、また、CO2濃度のアラート範囲を自由に変更できるのが便利です。ただ、アラートは基本の設定のままの方が良いでしょう。
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さらに面白いのは、温度や湿度の測定、そしてCO2センサーの校正機能が搭載されている点です。校正方法はシンプルで原始的です。けれどこれが確実なのでしょう。
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アプリのダッシュボードでは、他のSwitchBot製品を登録していれば、一覧で管理できるのも魅力的ですね。見やすく、直感的に操作できます
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実際の測定結果
参考までに、6畳ほどの寝室で測定した結果を公開します。測定期間は、昨日の22時から今日の22時までの24時間です。
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0時頃にCO2濃度が一度下がったのは、センサーを設置後に部屋を出たため。
1時過ぎに濃度が上がったのは、風呂上がりに近くで過ごしていたため。
その後、就寝中は1000ppm前後をキープ。この値は換気が推奨される基準を少し下回る程度で、悪くはありません。ただ、これが基準を超える場合、睡眠の質に影響を及ぼす可能性があります。
朝9時頃に寝室を出てからは、誰もいなかったため、CO2濃度が測定可能な下限を下回ったようです。
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余談ですが、こういうちょっとしたグラフィックを作らせるのに、AIは便利ですね。
こうしてデータを可視化してみると、人間がどれほど二酸化炭素を放出しているか実感します 🙄
まとめ
二酸化炭素濃度は普段は気にすることのない「見えない存在」ですが、集中力や睡眠の質に大きな影響を与えます。それをこうして簡単に可視化できるのは、とても面白いですし実用的だと感じました。特に冬場は、換気を怠りがちになるため、CO2濃度を意識する良いきっかけになります。
また、CO2濃度を適切に管理することで、空気の乾燥やウイルス拡散の抑制にもつながるかもしれません。このセンサーは、そうした生活の質向上を目指す方におすすめのアイテムですね!
余談
もし寝室の二酸化炭素濃度がどうしても高くなってしまう場合、以下のような工夫が効果的でしょう。
ドアを少し開けておく:部屋全体の空気を循環させやすくするための簡単な方法です。
サーキュレーターを活用:効率的に空気を動かし、換気を促進することができます。
また、書斎など他の部屋で同様の問題がある場合には、以下の対策も検討できるでしょう。
24時間換気システムの見直し:フィルターの清掃や換気モードの設定を再確認するだけでも改善されることがあります。
定期的に部屋を移動:軽い運動がてら、他の部屋で空気を入れ替えるのも一石二鳥です。