今日は10月31日、ハロウィンです。(この記事が投稿される頃には、もうほぼ終わっているかもしれませんが……)今回はハロウィンのテーマに基づいて、ChatGPTにプロンプトを考えてもらい、それを使って他のAIが生成した画像をご紹介します。
具体的には、ImageFX (Imagen 3) と NovelAI で作成した画像です。ほかにも「Recraft V3(これが何かは下記リンク参照)」や「DALL-E 3」など、多くの画像生成ツールがありますが、今回はこの2つに絞ってみました。(Recraft V3もどこかで試してみたいところです! こんな風に試したいツールが溜まっていくと、まるで“積読”ならぬ“積テック”ですね……)
さて、ChatGPTには「日本の女性アニメキャラクターをテーマにした、ハロウィンの雰囲気を持つプロンプト」をテーマに考えてもらいました。プロンプト自体はテキスト形式なので、NovelAIの推奨するカンマ区切りにはなっておらず、多少不利かもしれませんが、試してみたところ悪くない結果が出ました。なお、各ツールの細かな設定はすべて初期値にしています。
魔女風
左側が「Imagen 3」、右側が「NovelAI」です。プロンプトはそれぞれのキャプションにあります。「Imagen 3」はソーシャルゲームの一枚絵のような雰囲気で、ディテールが非常に細かく描かれています。一方、「NovelAI」はイラスト調で、柔らかく親しみやすいスタイルに仕上がっていますね。
吸血鬼風
正直あまり現代のハロウィン(コスプレ)感が無いですね。そういう種族に見えます。(これはこれで良いですが)
狼女風
「Imagen 3」はリアルな迫力があり、好みの人には刺さる一枚に仕上がっています。一方で、「NovelAI」はやはりアニメ風のスタイルで、どこかジブリの「もののけ姫」を現代的にアレンジしたような雰囲気を感じます。とはいえ、こちらもハロウィンの仮装というより、キャラクターの個性や種族が前面に出ていますね。
ゴシックメイド風
左側の「Imagen 3」は、クラシックなメイドスタイルにハロウィンの雰囲気が重なり、華やかで少しミステリアスな仕上がりになっています。特に謎のボトルがいい味を出しています。一方、右側の「NovelAI」には、どこかアメリカン・ゴシック調、あるいは「アダムスファミリー」を思わせるような独特の雰囲気が漂っています。全体的に暗く静かな背景が、キャラクターの冷めた表情と相まって、不気味さが際立っていますね。
いたずら好きな猫耳
安定の猫耳。品質も非常に良い。ただし、今回はあくまで「猫耳のコスプレ」という設定なので、少し距離を置いて評価してみたいですね👀
(この手のキャラクターは、「人間が猫耳をつけている派」と「人間ではない猫耳派」に分かれることが多いですよね——)
妖精風のハロウィン
どちらも品質が良いですね。「Imagen 3」は安定のディテールの細かさです。「NovelAI」は本当にそういうアニメのワンシーンのように見えますね。
まとめ
今回いろいろと実験的に作ってみましたが、画像生成AIの可能性と多様性を再認識できました。ハロウィンというテーマを通して、それぞれのAIの個性や表現力の違いを楽しむことができ、違うベクトルからハロウィン気分を存分に味わえたように感じます。