見出し画像

新しくなったNovelAIをちょっとだけ試す

NovelAIが怒涛のアップデートでかなり使いやすくなったそうなのでちょっとだけ試してみます。

新しくなったUI

これまでのUIでは右側にいろいろと設定項目がありましたが、アップデートにより左側に集約されるようになりました。右側はこれまで通り、生成した画像が蓄積します(ヒストリー)。

翻訳されている箇所も多くなり、とっつきやすくなった印象

用意されたモデルは以下の通りです。今回はデフォルトのままで試してみます。

中身もこれまでのままか、拡張されたのかはよくわからない
プロンプトとネガティブプロンプト(除外したい要素)が横並びになりました。

デフォルトでは品質タグがオンになっているため、わざわざbad hads等のワードを入れなくても良いでしょう。

選べるサンプラー(サンプリングアルゴリズム)は以下の通りです。今後拡張されるものと思いますが、まだまだ足りない印象。
DPM++ SDE Karrasが欲しいですね。

選べるサンプラー

作ってみる&比較

プロンプトは以下の通りです。
A girl with golden hair. Wearing a red dress and white apron, carrying a wicker basket filled with flowers, she walks through a medieval European town with half-timbered houses, cobblestone streets and a Gothic church in the distance.

DeepL翻訳を使うと作りやすい。最近はこのやり方が多いです。

全くデフォルトの設定のまま生成したものが以下です。
雰囲気がよく捉えられていて良いですね。何より生成速度が速い。
ものの5秒でこれができてしまうのは改めてすごい。

若干線がふにゃふにゃしていますが、これもこれで良い画風な気もします。

参考として、以下同じ条件ではないですが、Stable Diffusion webui(AUTOMATIC1111版)で生成したものを掲載します。

違いとしては、SwinIR_4kを使ってアップスケールさせています。
また、モデル(チェックポイント)も違います。
時間はかかりますが、かなり精細に、特に光の反射に説得力があるような気がします。

まとめ

NovelAIにここまでの大規模アップデートがくるとはあまり考えていませんでした。
使い勝手もさることながら、画像アップロードをした際にできることも増えています。

いわゆるコントロールネット等が使えるようになっています。
これらの選択肢は画像をアップロードして初めて選択できます。

上記の新しい要素は今後試してみます。

NovelAIのいいところは、導入がしやすいところにあると思います。
あれやこれやエラーメッセージに悩まされずに済むのは良いことです。
また、商用利用OKと言っているため、その点でも使いやすいでしょう。
(学習に使われている画像自体の懸念はなきにしもあらずですが……)

様々画像生成サービスが誕生している中で、それぞれのサービスがどんどん身近で手軽に使えるようになると良いですね。


いいなと思ったら応援しよう!