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ChatGPTのWeb検索機能をフル活用!GPT Searchでできること7選

先日投稿した記事に関連して、この「GPT Search」を使って実際にどんなことができるかを7つの具体的な事例でご紹介します。日常の様々な場面で役立つ——かもしれない、ツールとしての活用アイデアとなります。


1. レシートからのカロリー計算

外食で気になるカロリー、レシートだけでは分からないことも多いですよね。そこで、レシートをChatGPTにアップロードし、カロリー計算をしてもらう方法を試してみました。

モバイルオーダーで注文したものをアップロードする場合、その辺をスクショすると良いでしょう。

その際の注意点として、「GPT search」をONにしているとアップロードできないため、初めは表形式にしてください、等の指示でアップロードします。その次に検索してカロリー計算をするように指示をします。

これは便利ですね!と思いましたが、実は微妙にカロリー情報が間違っています。ナゲットは270kcalとありますが、執筆時点では公式情報で263kcalとなっています。その他も微妙に間違っています。誤差レベルと言えばそうですが、厳密に記録したい方は気をつけましょう。逆にざっくり知りたい方には良いかもしれません。

しかし、不思議ですね。別途「公式サイトから取得するように」と指示しても、同じ結果となります。そのため、マクドナルド公式の人間が見るページを見に行っているわけではなく、キャッシュされた情報を見に行っているのかもしれませんね。あるいはこれが幻覚(ハルシネーション)なのかもしれません。

2. SNSのトレンド要約

X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSで話題になっているトピックを収集し、日本以外のトレンドも把握できるのが「GPT Search」の強みです。

海外のSNSやあまり見ないトレンドもAIに一括で調べてもらうと、短時間で情報をキャッチできます。ただし、意図したトレンドかどうかはチェックが必要で、例えば「線状降水帯」のような防災情報がトレンドとして上がる場合もあります(そういうアイドルグループがあるなら別ですが)。

3. 商品レビュー分析

気になる商品のレビューを一括で分析し、ポジティブ・ネガティブの意見をまとめてくれるのも「GPT Search」の便利な活用法です。

↓これはAmazonアソシエイツリンク

特にAmazonや楽天でのレビューを活用する際には、同時に複数の商品の違いを把握しやすくなるでしょう。しかし、製品の仕様については最終的に公式の情報を自分で確認するのが無難です。

レビュー自体に勘違いがある可能性もありますし、複数商品の仕様が並んでいた場合、それを誤認している可能性もあるためです。とはいえ、こうしてまとめてくれると、参考としては非常に有用ですね。

4. 株情報の調査

保有株や気になる銘柄の株価情報、そして関連する企業ニュースをまとめてくれます。株価の動向をざっくりと予測する手助けになりますが、実際に投資判断を下す際には、他の情報源や詳細な決算情報なども確認するようにしましょう。

保有する単元株の情報を連携した場合。

これを元に「GPT search」で分析してもらいます。

5. 海外出張注意事項

海外出張の準備に役立つ渡航先の最新情報も、GPT Searchで簡単に調べられます。ビザ要件や予防接種、持ち物リストなど、出張前に必要な情報を整理しやすくなるでしょう。ただし、国や地域の情勢は変化しやすいので、最新情報の確認は忘れないようにしましょう。

6. 学習方法相談

新しいスキルや知識の学び方をChatGPTに相談し、学習計画の立案やおすすめリソースを提案してもらうことも可能です。資格取得を目指したい場合など、目標に合わせて最適な学びの道筋を見つけるサポートになるでしょう。特に、「GPT search」を活用した場合、最新の動向から提示してくれるので、かなり便利ですね。

7. 同義語や異表現の提案

特定の表現の同義語や、異なる言い回しを「GPT Search」に提案してもらうことができます。日本語の表現を豊かにしたい時に便利です。たとえば「秋の深まる季節」を表現したい時に、どのように言い換えることができるのかを、調べてもらうことができます。

普段あまり問題はありませんが、ChatGPTは英語圏の文化で学習されていることがほとんどで、深い表現を求める場合、それが難しいこともあります。今回、こうして検索させることで、信頼度の向上が期待できます。

まとめ

「GPT Search」を利用することで、Google検索のように情報を集めるだけでなく、対話を重ねながら内容を深掘りできるのが大きな魅力ですし面白いところです。ただし、AIが提供する情報が本当に正確かは、自分でもしっかりと吟味する必要があります。人間も勘違いをします。自分はよく勘違いをしますが、それと同じようにAIも勘違いする、ということは頭の片隅に置いておいた方が良いでしょう。

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