実録! 東京電力、文化人攻略システム。ビートたけしも勝間和代も。隣の席はあの有名評論家だった(後編)。谷崎光のインサイド・アジア No.85
さて、当日、勉強会のグループは東京駅に集まった。
新幹線で柏崎まで行き、日帰りで帰るだったと思う。
その腰巾着のカウンセラーが、「こんなことは滅多にないので、私は泊まりで妻といっしょに温泉に寄りたい。後半から合流します」と言っていた。彼が新幹線の座席に置いたカバンがすさまじくボロボロだったのが印象的だった。
柏崎行の新幹線の隣の席は、広報の人だった。今、思うと”大物センセイ”たちがコロリ、コロリと落ちていくのを見て、どんな気持ちかも聞いておけばよかったと思う。
「東電て、どんな会社ですか? 」と聞いたら、
「10年いたら、ヨソで使い物にならなくなる会社と言われています」と答えられた。
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