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不況中国で流行る、農村の親の古い家をDIY改装して半自給自足でおしゃれに暮らす動画、でもその正体は……。谷崎光のインサイド・アジア

(写真は中国の抖音 @1212徐漫白から)


最初にこういう動画を見たのは、3、4年前かな。
コロナの影響も大きかった。

田舎に帰って親の家 を改装したり、知り合いの家を月4000円ぐらいで借りたり。

「父親は壊すと政府から3万元(約60万円)の補助が出るって言うけれど、 100万元(2000万円) もらっても壊すな って言ったんだ 。清朝時代のいえだし」

そうなんですよ 。北京は経済発展の最初に全部壊されましたが、中国田舎にはまだまだ昔の信じられないほど 美しい家が残ってます。でも だいたい 朽ち果ててるんですね。


買う人もいます。「お隣の人は私たちが高く買ったというけれど…」


自然環境は最高


昔懐かしい思い出の品々。しかしノスタルジーだけでないのがやはり中国(泣)。
中国で一番日本製品が人気あったのはこの時代だよなー。オッポとか全部まねっこで造っていた企業が今は世界シェアを占めるように。
動画が面白いのは、田舎男子が全家事に堪能なところ。中国の農村、できないと暮らせないからね。薪割りから料理、池掘りまで本当になんでもできる。


で、そういうボロ家を都会から帰ってきた子供が片付けて、改装して、住む。掃除の過程とかがおもしろくてけっこう見てしまう。

親や祖父母の継ぎのあたった洋服が箱の中か出てくる。中国語がわかる人にはちらっと……。

さて家はどんな風になるのか。庭もつくりました。

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