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ネット接続の強靭化:10GbE回線対応の冗長化構成の実装

ネットワークインフラを大幅に改善し、高速化と信頼性の向上を実現しました。主な改善点は、10GbE対応のファイアウォール(FW)の導入と、ネットワーク全体の冗長化です。すでにファイルサーバー、業務サーバーのクラウド化は完了しており、ネット接続の強靭化を実現しました

具体的な改善内容

1. ファイアウォール(FW)の強化

  • 10GbE対応のFWを導入

    • 1台目:昨年導入

    • 2台目:今年追加して冗長構成を実現

2. 回線の冗長化

  • 回線接続層も二重化

    • ヤマハルーターRTX1300x2台によるネット回線収容

    • ネット回線2回線化で冗長化を実現

3. ネットワーク全体の信頼性向上

  • FW層の二重化

  • インターネット接続断時の業務継続性確保

4. 性能検証

  • one.one.one.oneとFW配下のPC間で1秒間隔のping実施

    • 正常系FW停止時も疎通が切れることなくフェールオーバー

    • 正常系ルータ停止時も疎通が一回切れる程度でフェールオーバー

  • 復旧も気づかないレベルの高速性を確認

5. 回線契約のアップグレード

  • 現在:1GbE契約

  • 年内に10GbE契約に変更予定

  • 10Gインターネットでの完全冗長化を実現

6. OPNsenseルーターの高性能化

  • 1Uラックマウントサーバーベース

  • 10G/1Gポートを拡張

  • 高速性と柔軟性を実現

  • スペック

    • RAM: 16GB

    • ストレージ: ハードミラー化したSSD

    • 一般的なアプライアンス製品と比較して十分に余裕のあるハードウエア構成

まとめ

この改善により、ネットワークの高速化と信頼性が大幅に向上しました。10GbE対応と完全冗長化により、業務の継続性と効率性が確保されています。

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