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病気と向き合いながら、目の前の人を大切にしたい。

久しぶりに更新します。

最近まで終末期看護の経験を活かしながら
訪問看護師として働いていました。

特定疾患持ちの自分でも現場で出来る事は無いか。
誰かを助ける事が出来ないか?
その思いで働いていました。

でもその裏で、骨の変形による痛みが増悪して行き、
自分にとって充分相手に向き合える事が出来なくなっていました。

現場で病気の人の為に何かできる事をしたい。
看護師としてそう心がけていた自分にとって、とても辛い状態でした。

でも自分には何も出来ないのか?
これまでの経験を活かす道は無いのか?

いろんな人に会って話をして行く中で、たくさんの仲間が疲弊して行き居なくなった事を思い出しました。

それは患者さんを最優先する為に目を塞いでいた部分なのかもしれません。

でも目の前の人を大切にしたい。
と思うのは、患者さんだけじゃない、仲間に対してもそう思っていたんだと。

今の自分はこれまでのように終末期の方に対して充分な看護が提供できなくなってきています。

でも自分の25年以上の終末期での経験は宝物なんだと教えてくれた仲間が居ます。

だから現場で出来る事をする看護師から、違った形で価値を提供できる看護師になろうと思います。

どこまでの需要があるかはわかりませんが、一人でも誰かの背中を支えれないか?
そう動いてみようと思います。

看護師として、そして今向き合ってるAIやデザインで出来る事を使って。

病気だから、人とは違うから。
では無く、そんな人でも輝く事が出来るんだといろんな方に伝わるように。

発信をして行こうと思います。

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タニタク
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