モレスキンは最高の「自己陶酔ノート」かもしれない。
ふだんスタートアップでPR/マーケターをしている谷 竜之介です。
いつものようにTwitter界隈を散歩していると、以下のようなツイートを発見しました。ピカソや、ゴッホも愛した伝説のノート「モレスキン」をアイデアノートに使っているという内容です。
いいですよね〜、モレスキン。高級感があり、ステータスシンボルとしての側面がある。
20代のころ、自分もモレスキンに魅力を感じていました。気鋭のクリエイターやデキるビジネスパーソンが使うという印象があり、使っていることで自分もそう見られたいと思っていました。もれなく「俺ってイケてない?」と内心そう思っていました。自己陶酔に浸るには最高です。
でもいま振り返ってみると、モレスキンを使っていたからといって、仕事の生産性自体は上がってはいませんでした。。。むしろ、高級ノートゆえに気を遣い、思いついたアイデアを素直に書き込むことができないとう、なんとも本末転倒な野郎だったんです。
ノートの本来の目的はあくまでアイデアを記録し、生産性を上げることにあるはずです。アイデアノートの選び方として重要なのは、実用性と自分に合った使い心地。ブランド物には目を奪われず、大切なのは日々の思考をしっかり記録でき、生産性向上につながるノートを選ぶこと(もちろん趣味であればこの限りではありません)。
ミーハー心が満載の20代はむずかしくても、30代ともなるとそんなイメージに引っ張られることなく、自分のニーズに合ったノートを見つけることをおすすめします。
ちなみにいま、僕のアイデアノートは、アナログとデジタルを併用しています。後者はMindMeisterのモバイルアプリを使っています。PCと同期できていまのところ最高です。これからも最高のノートを求めて模索していきます。