思いやりは技術なのか（フリーアジェンダ、ニューヨークOfficialChannel）（2024/8/10）

この1ヶ月ほど色々やることがあって、コンテンツ関連の記録をつけられてなかった。
とくにお笑い系の動画は時間あるときに見てはいるんだけど記録するハードルはやっぱりある。でも本当に面白いやつはやっぱり字で残したくなる…今回の2つもそういうやつです。

フリーアジェンダ

最近良い話が多い…どうしたフリーアジェンダ。

• 結論、思いやりは技術だと。

• 「あなたはADHDのきらいがある」と奥様からフィードバックを受けたyamotty さん

• それ以来気持ちが落ちたりもしたが、それ以来色んな場面で物言いに気をつけるようになった

• ある日次男(自分と物言いが似ている)を「その言い方はよくない！」と叱った時「あ、これ過去の自分やん」となった

• 自分は30歳をこえてからその傾向に気づけ、他人に注意できるところまで成長できた。つまり思いやりは技術である。

通勤電車で聴いてたんだけど、自分が直近仕事でこの辺が要因の失敗を繰り返して悩んでいたタイミングだったのでグッと来てしまった。電車内でちょっと泣いてたかもしれない。

ニューヨークOfficialChannel

冒頭、無限大ホールの楽屋でミキ亜生さんが理音さんへ「ホンマにおもんないから帰ってくれ」と懇願する所から動画がはじまる。
理音さんとは関係性が全く無いが、「平場のトークが悪い意味でヤバい」との噂は聞いていたニューヨーク。予定にはなかったが急遽30分トークを理音さんと行うことに。

亜生「にっくん（コットン西村）みたいにしてもらえ」

ここめっちゃ笑ったw なんだかんだ理音さんへの愛を感じるのと西村さんをそう捉えてたんかいというのとでw

そして30分トークパートへ。冒頭からなんの脈絡もなく「芸歴12歳です」「野球部卒」「誰が太ももドドリアさんや！」を放り込むなど開始後5分も経たずにヤバさを見せつける理音さん。
それをしっかりネガティブに処理しつつ、30分トークらしく学生時代のルーツを掘っていくニューヨーク。
面白い学生というよりはたくさんトライしてスベりまくってきたと。

屋敷「いじめられてたとか？悪質なやつ？」
理音「いやでも無視される系です。今と一緒です」www

この頃から平場の芸風は今と変わらず、たくさんボケてたくさん滑ってそれでも折れずに前に出続けるスタイル。その精神力自己肯定感がすごいとニューヨーク。

しかし小学生の時、数少ない友人とコントを披露した所大ウケした。その頃からネタを作って笑わせることはずっと当たり前にできてきたし、ネタを作っている時に「このあたりにこれを入れたらこのくらいウケるだろう」というのが簡単にわかった。

一方で対人関係を含む平場のトークはずっと今の調子で、変なタイミングで変なことを言ってしまうのは変わらないと。
しかし理温さんはそれに関して焦っている感じが全くしない、そのまま平気な顔をしてボケ続ける。だから得体の知れない人間が変なことを言い続けている、人間じゃないように映ると分析するニューヨーク。でも理音さんは変なことを言って変な空気になった時「申し訳ない」と思い毎度反省しているとw

それなら変なことを言った後に申し訳ないと言う態度を見せればいいのではないか、それなら可愛げが出ていいのではないか、今は強すぎる、理音さんが目指す狩野英孝さんと真逆のことをやってるよと屋敷さんはアドバイスする。
しかしその切り口でどこかで扱われたとしても、自分も周りもどうなるか予測がつかないし、見通しが持てないのが悩ましいと理音さん（そりゃそうだ…）。

要はとにかく変な人間で、ネタはとても面白く天才肌。芸人としてはとんでもない逸材だが、周囲としては扱い方が難しいと。

屋敷「配牌クソやけど国士揃いそうやねん」

面白い！これぞニューヨークチャンネルという内容。ニューヨークの2人じゃないと絶対にこの面白さは浮き上がって来なかったはず。

そして本来全く関係ないはずのこの2つの動画（音声）を同じタイミングで視聴し、「人の気持ちを考える」という点で共通した所があるなと変に色々考えさせられてしまった。