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藤井風スタジアムライブを親子席で見てきた(2024/8/25)

7歳娘、妻と3人で藤井風のスタジアムライブに行ってきた。7歳児と音楽ライブに行ってちゃんと楽しめるのか不安だったが、結果的にはとてもいい思い出になったので記録しておく。

まさかの当選

藤井風のライブを見に行くのは2年ほど前のFujii Kaze alone at home Tour 2022(千葉)以来。

これが本当に素晴らしく。今まで自分が見たライブの中でも一番じゃないかレベルで思い出深い内容だったので、いつか家族で藤井風のライブを見たいと思っていた。

あれから2年ちょい。久々に日本でライブをやるとの報を見て、まさか当選するわけないだろうと思いつつ、第1希望の親子席を家族3人(妻、7歳娘、僕)で応募。するとまさかの当選!(二日間でのべ14万人動員ということで…実際倍率はどうだったんだろ?)とにかくワクワクで当日を楽しみに待っていた。

会場へ

元々僕が藤井風の曲をよく流していたこと、某曲のMVロケ地が娘がよく遊んでいる公園なのをことあるごとに娘に言い聞かせていたのもあって、藤井風に興味がないわけではなかった娘氏。しかし新しいイベントに対して保守的なたちなのもあって、ライブを見に行くと伝えた当初は「興味ない」「行きたくない」と言っていた。

会場で帰りたいを連呼されたら嫌だな…でもそれも含めて本人の記憶の端っこに引っかかったりしてくれたら良いな…とか思いつつ当日を迎える。

新横浜につくと、普段行かない街だからなのか、だんだんとワクワクしてきた様子の娘氏。到着前は「ミセスのライブだったら良いんだけど」(テレビ番組「ポケモンとどこ行く?」にメンバーが出演して以来Mrs.GREEN APPLEのファン)とぶつぶつ言っていたのが「ふじかぜさんはいつも、ライブをやってるの?」「今日のライブはレアなの?」「ふじかぜさんはどのくらいすごいの?」「今日行く会場はライブをやる所なの?」など質問がとまらない。僕も嬉しくなって色々と答える。

そして日産スタジアムに到着。

デカい!かっこいい!

これまで色んなデカめの建造物を見てきたが、日産スタジアムの存在感はそれらとは別格だなと思う。娘もそう感じたのか、「だんだんワクワクしてきた」「どんなかんじなんだろうってドキドキする」とポジティブな思いを口にしはじめる。嬉しい…。

そして会場入り。

これまで行ったライブ会場で一番の規模

これまで行ったライブの最高キャパがサマソニのマリンスタジアムで、これはほぼ毎年行っており若干会場に慣れてしまっていた僕。マリンスタジア厶を超えるキャパに妻子そっちのけで「すげー!」と一人テンション上がりまくる。
一方娘は会場をみると笑いながら「これはさすがに初めてだわw」と一言感想を言い席に座る。冷静やなw

デカ過ぎ

暑さでへばっている妻を席に残し、開演まで娘と会場各所を探検したりなどした。

ライブの様子

ライブがどんなかんじだったかはYouTubeを見て頂ければ良いとして(めちゃめちゃ良かった!!!)。
今回のライブ、スマホ撮影OKという今の日本では珍しい形式での開催!

僕自身はあんまりライブ中にスマホ構えるというのが好きじゃなく、その場で集中してパフォーマンスを見たい方だったりするんですが、「家族での思い出づくり」という意味での撮影ならしっかりやりたいなと、何回か動画を撮った。ただ、写真をぜんぜん撮れず…唯一撮ったのがこれ(娘が撮影)。

満ちてゆく

ここ、めちゃめちゃ感動的だったんだけど写真だと全然ちゃちく映っちゃうんだな…やっぱ目に焼き付けよう。

娘の様子

7歳児にしては頑張って集中して見ていたと思う。冒頭の3〜4曲は、初めてのライブ鑑賞かつ好きな曲の連続ということでかなり楽しんでおり、一曲ごとに感想を教えてくれた(前半は「ガーデン」「きらり」がよかったとのこと)。

ただ、所詮は7歳児。ライブのトーンが落ち着いた中盤〜後半は少しダレてきて、おにぎりやおやつを食べたりして凌ぐも後半に入ると「外が暗くて帰るのが怖くなってきた」と言い始め、しきりに「あと何曲?」「いつ終わる?」と質問された。 

それでもラスト2〜3曲ほどは、フィナーレ感が出てきて安心したのか、「いつ終わる?」確認もなくなり、改めて楽しみ直していた。想定していたよりずっとお利口。

これは、イヤーマフを購入して付けさせていたのが良かったんじゃないかとも思う。生音で2時間は7歳児には無理だったんじゃないかな〜。

感想

今回は僕の趣味である音楽ライブ鑑賞に、娘を付き合わせるという形となった。よって、一番体力がなく、不安定な娘がいかに楽しめるかということを主眼におくこととなり、僕にとっては、普段一人で鑑賞する時と比較して多くの制限が課せられた。
自分が一番集中して鑑賞したい大好きな曲のタイミングでおやつを要求され、鞄からハイチュウを探して娘に渡したり、娘が落としたおにぎりの具を拾ってゴミ袋に入れたり、帰りたいとグズる娘の機嫌をとったり。正直に言って曲をしっかり聴いて浸るというタイミングは1秒もなかったw

それでも、今回は間違いなく、これまで自分が行ったライブの中で最も思い出深いものになるだろうと思う。

娘が4歳の頃。2人で近所のプールで行き、幼児プールでバタ足を教えていると、場内でリリース直後の「青春病」が流れていて聴き入ってしまったことがあった。
あれから3年、7歳になった娘とスタジアムライブで生の「青春病」を見られるのはなかなか感慨深いものがある(このタイミングで一番帰りたい連呼してたけどそれも含めてw)。

「grace」のピアノに聴き入り、「ガーデン」で鼻歌を歌い、「さよならべいべ」「まつり」で手を振る。「何なんw」をコールする。
一緒にライブをみて同じところで盛り上がり、声を出し、身体を動かす。知っている曲が演奏されたらしっかり聴き、味わう。これを幼い我が子と出来たことがとても嬉しい。

一人でしっかり聴きたい曲を聴くのも良いけど、大切な人と一緒にそれを楽しむというのはそれ以上に良いものだなと思った。これからどんどんこういう思い出が増えて行くんだろうか。楽しみだな〜。

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