ソニックマニアからサマソニ2022を梯子した記録(SONICMANIA編)
3年ぶりのサマソニ、今回は個人的に以前より地理的条件が有利になった事もあり、ソニックマニアからの梯子に挑戦した。その記録。
普段聴くのは邦楽7割洋楽3割くらい。状況と気分により割合は大きく変わる。カサビアン、Cornelius、電気グルーヴ、サカナクション目当てで参戦を決意。
ちなみに1人で参加した。
(曲目はTwitter等で拾ったものを記載)
(記事のヘッダ画像がやたらダサいのはこれしか写真を撮っていなかったから)
カサビアン
Corneliusへの移動を意識し後方で鑑賞。カサビアンは2~3年ほど前、通勤時間に気持ちを高める用途でよく聴いていた時期があった。とくにClubFoot。聴いていると「戦いに行くぞ」という気持ちになるwそれ以来ちょっと遠ざかっている中での鑑賞。
とか考えながら開演を待ってたら暗転からのあのイントロ!
いや最高か。初参戦のsonic mania1曲目、これ以上ない出だし。ありがとうカサビアン。
その後もUnder dogなど有名曲を立て続けに。You're in Love With a Psychoくらいまで観て泣く泣くsonic stageへ移動。
Cornelius
今回のお目当て①。
正直オリンピック騒動までCorneliusとして楽曲をちゃんと聴いたことなかったが、「デザインあ」は前々からファンであったこと(子が産まれて以来5年以上朝はEテレつけっぱなため)、先日のフジロックのパフォーマンスが想像を超えて良く感動したこと、次枠の電気グルーヴへの移動の繋がりを考えフル尺で鑑賞。
結論から言うと最高だったんですが先に反省点を書いておくと、位置取りをミスった。とくに深い考えもなく中列のかなり左に寄った箇所を選んだのですが彼らは映像とのシンクロにその醍醐味があるのを忘れており、バックの映像がステージの支柱?的なのと被ってしまった。これは次回への反省点としたい。
パフォーマンスについて。
良い…フジロックの曲目とほぼ同じ…なのかな?(あとで調べたら微妙に違うかった)これは初見だったらもっと感動しただろうなーとかでもこれ生で観られるの贅沢すぎるわ…とかいろんな事考えながら鑑賞。
好きだったのはAnother View Point。曲と演出の掛け合わせがツボだった。
原曲はシンプルなバンドサウンドだがライブでは異国の原住民?的な人の映像と音を組み合わせて現代音楽の映像に繋いでいくような形式で映像が進んでいく。で、後半に”this is called dejavu experience”と声?が(これは原曲もそう)。あ、そういう意図ね!と2回目の鑑賞でやっときづき一人で感動。
ちょっと調べたら昔からいろんな切口で同様の表現されてるそうで。他のももっと観てみたい。
あと波の中を走り徐々に飲み込まれそうになりながらも飲み込まれない…みたいな映像を重ねていたSurfing on Mind Wave pt 2も印象的だった。
と書いてから調べたらこれMVと全く同じ映像だったのかw
彼らのライブはまた生で観たいな~~。
電気グルーヴ
HOMEBASE
人間大統領
Shangri-La
Missing Beatz
モノノケダンス
The Big Shirts
Fallin' Down
ガリガリ君
B.B.E
SHAMEFUL
少年ヤング
MAN HUMAN
スコーピオン
FLASHBACK DISCO
ユーフォリック
お目当てその②。彼らのライブを観るのはなんとCDJ0809以来14年ぶりw
当時はテクノ?なんじゃそら?状態の少年だったので遠くの方でぼーっと観てたが今回はがっつり前方で鑑賞&dance。最高だった。
一曲目ホームベースからの人間大統領、シャングリラ、モノノケダンスて…最後のユーフォリックでは感動すらした。
卓球さんの「どうだ、かっこいいだろー!」をあの距離で見て聴いたあの瞬間。今思うとこの2日間でいちばん気持ちを身体全体で表した瞬間だったように思う。この時と同様もしくはそれ以上にアガった瞬間はいくつもあったが、身体で表したという意味では。
間違いなく最高の時間だったのだけどあれは言葉にしようのない楽しい時間だった。
Primal Scream
電気グルーヴで出しつくし、フラフラになりながらmountain Stageへ移動。立ってられず最後方で座り込みDon't Fight It, Feel Itあたりから鑑賞。
Come Togetherで会場とステージが一つになっていくかんじを後ろでみつつ
お腹が減ったので途中隣接する屋台エリアへ移動し軽食とビールを購入。
その場でしゃがみ、サンドイッチを食べてビールをグイっとしたところでShine Like Starsが……。
その時の感覚が。なんだろう大げさでなく「やばい、幸せすぎて死にそう」みたいな気持ちになってしまったw
カサビアンでアガりCorneliusですごいもの観て電気で身体動かしてほっとひと息ついた深夜2時頃。そもそも普段そんな時間まで起きてないし、お酒も好きは好きだが生活習慣上ほとんど飲まない中で、誰にも邪魔される事なく1人で飲むビール。アルコールが染みないわけないその状況に最高のBGMと景色が重なるとあんな気持ちになるんですね。
ちなみにその時クローズ間近の物販ブースが目の前にあり、普段ライブでは基本グッズを買わない事にしているのだが(並ぶのがしんどい)衝動的にscreamadelicaのTシャツを買ってしまっていた。
ちょうどその時舞台ではROCKSが演奏されておりパンパンの会場は大盛り上がりw
それを背にscreamadelicaのTシャツを買うというなかなか稀有な体験をした。
※翌朝そのTシャツを素面になってから見てみるとデザイン的にはうーん、、というかんじのもので本当に脊髄反射で買ってしまった感じがする。翌日のサマソニはそれを着て行った。
CreepyNuts
腹ごしらえも済みアルコールも入ったので眠気が…mountain stageの端に座り込みクリーピーナッツを待つ。
が、開演20分前ほどになってもガラガラ…さっきまでここパンパンやったのにw
そしてここで開演前にDJ松永が登場!本番さながらのプレイを!
ほぼこれ↑
まだ若干プライマルスクリームの余韻が残るガラガラの会場で、照明のテストやらが為される中繰り広げられる世界最高のDJプレイ。5〜10分くらいかな。これでだいぶ空気変わったんじゃないかな。松永さんカッコよすぎるわ……。
1曲目は板の上の魔物。M-1グランプリ2020のテーマ曲。あの曲は舞台に立つ演者たちが最高にかっこよく見えるように作られたのだなあと改めて。彼らのライブではこれが始まり方の定番だったりするのかな。
そこから2WAY〜まで有名曲を立て続けにやったあと、R指定さんのフリースタイルラップタイムに(たぶん)。これが本当にかっこいい。
プライマルスクリームが30年以上世界で愛され続けてきたロックミュージックを聴かせてくれた1時間後に同じステージで最高峰の日本語ラップを聴けるというこの体験。
彼らも言ってたけど、CreepyNutsはソニックマニアの客層から言ってどちらかというとアウェイ、にもかかわらず最大キャパのMountainStageのトリで、実際客入りもプライマルスクリームの8割いってないくらいのかんじだった。
そんな中で彼らにとっての最高のパフォーマンスをブレずにぶつけ、戦いに行くその姿勢、本当にかっこいい!!!
大好きなのびしろまで頑張って聴いたところで眠気が最高潮に達し、会場を出る。時間は4時前。チャリに乗り帰宅。もっかい風呂に入りw5時頃就寝。