高齢化社会に潜む老人の攻撃性とその恐ろしさ

出勤途中、髪を紫に染めているがオドオドキョロキョロしている老人がいた。
紫に染めるハートがあるならば、もっと堂々として欲しいものだと思ったが、染めたのは彼の意思によるものではないかもしれない。罰ゲーム、いじめによって強制的に染められたのかもしれない。
そして、今日が染めてから初めての外出だとしたら、挙動不審になるのも同調ができる。
高齢化社会による問題は様々あるのだろうが、老人の老人によるいじめも少なくないのではないか。子供は無知故の残虐さを持つが、老人は知恵と経験による残虐性を持っていじめに臨むのではないか。
良くも悪くも、老人は他者に対するエネルギーが強いように思う。終わり行く生命として、自己より他者へ何かを残そうとするのはもっともな特性ではないだろうか。そこに悪意が加わるとき、類まれなる残虐性が生まれるのではないだろうか。
社会問題の側面とも言えるこの問題をさらに深く考察する必要があると感じた朝となった。(明日には忘れている)

紫色に染めた髪はあまり似合っていなかったです。

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