【日記】走れ!

笑顔が止まらない!踊るココロ止まらない!
動き出すよキミのもとへ!走れ!走れ!走れ!!

再来週に控えている東京マラソンに向けての長距離練習も兼ねて、人生初のハーフマラソン大会に出ました。
休み休みであればフルも走ったことはあるけど、連続して走った最大距離は12キロくらいなのでどこまでやれるかの不安はあった。でも、ハーフを走り切れるようじゃないとフルはタイムオーバー待ったなしなので、今回の目標は「歩かず完走」。タイム的には2時間切れたらいいかなという感じ。平均で1キロあたり6分を切らないといけないので自分にとっては割と難しめの目標。フルではもっとペース落とすつもりだけど、仮に2時間切れたら自信にも繋がるので頑張ろうと思った。

会場へ着くと、自分以外みんなグループとか知り合いで来ている感じで即孤独感を感じた。まぁ、マラソンは自分との戦いだから別に一人でも平気だし…!!と思い直して、受付を済ませる。あらためて周りを見渡すと、やっぱり年齢層は高め。若い人、特に女性はマラソンなんてやらないよね。おじさん、おばさんが多いのは気持ち的に少し安心するのはある。
更衣室で着替えてスタートまで20分くらいまで準備運動したりしてたけど、この時は一人より誰か話せる人がいる方がいいなとは思った。緊張してたわけではないけど、なんとなく落ち着くしね。そして、15分前に膝のサポーター付けてないことに気が付いて、急いで更衣室に戻った。更衣室からスタート場所の往復で1キロもなかったけど、いい感じのウォームアップにはなった。
スタート準備の案内があったので、スタート位置へ向かう。マラソンに慣れてない人は後ろの位置取りにするように指示があったこともあり、それとなく中団より後ろの位置についた。ふと横を見ると自分と同じ会社のランニングサークルみたいなシャツ着ている人がいた。声をかけようかと思ったけど、自分が所属を証明できるモノを持っていないのでやめておいた。来年は一緒に走れるといいですね。

スタートの合図があって走り出して軽く流す感じで走ってると、まぁどんどん抜かれる。スタートはもっと後方でもよかった気がする。抜かれ過ぎてちょっと焦りが出てきて、少しスピード上げたけどやっぱ抜かれていく。もしかして俺って相当遅い方なのか?という気持ちが湧いてきて、少しテンションも下がる。出だしは6分台ペースでいこうと思ってたけど、結果的に周りに引きずられて5分後半のペースで走っていた。
2キロを過ぎたあたりである程度の集団には抜かれてマバラになってきた。少し落ち着いてここから少しペースを意図的に落とした。落とせば当然だけど、数人に少しずつ抜かれて行ってただしんどかった。さらに足首をひねったような痛みも出てきてちょっとリタイアも頭を過った。でも、経験上この手の痛みは走ってるうちになくなるので、とりあえず耐えながら走った。5キロで一周のコースだったけど、この1周目が気持ち的にも身体的にも一番しんどかった。この辺は本番でも課題な気がする。
1周目がちょうど終わるタイミングくらいで痛みは引いてきて、気持ちもとりあえずは走り切るかという前向きな気持ちにスイッチできた。道中にいる応援してくれるスタッフが立っているんだけど、だいぶ救われるね。頑張ろうって気持ちにしてくれる。いつかはああいう立場にもなってみたい。
2週目(7km~)からは大分走ることが楽になって来ていたので少しペースを上げた。そして、自分がちんたら走っている間に先頭集団に周回遅れで交わされた。まぁ速い速い。スピードの質が違いすぎる。お化けだろと思いながら、交わされてたけど、自分の前を走っている人たちを自分も抜けるようになってきた。1周目で抜かされた人たちが2周目でペースダウンしていて、自分がペースアップしていればそりゃ抜かせるんだけどこれが気持ちよかった。性格悪いけど、やっぱり人を負かすって気持ちいいですね。コレがいわゆる「バテ差し」ってやつかぁとも感じた。そんな感じで2周目からは楽しくなってた。2時間も切れるんじゃないかという気持ちにすらなっていた。
3周目(12km~)以降は途中まで元気だったけど、連続で走る未経験の領域だったこともあって15キロくらいから脚が上がらない状態になってきた。でも、一度交わした人にまた交わされたくないという気持ちもあったのでここからは根性で走ってた。止まらないぞという思いさえあれば、案外脚はついてきてくれるもので、ペースは落ちながらも前の人を抜かすことだけを目標に頑張った。会場が公園だったので、普通に遊びに来ている人たちもいるんだけど、途中でずっと自転車のベル鳴らしながら走ってる小学生がいて「うるせえええええええ」って叫びそうになった。自転車のベルって目的からしてそうあるべきだけど、すごく耳障りに聞こえる。こういうトラブル(?)にも耐えられるメンタルも身につけていかねば。
3周を走り切る時間で関門があって、スタートから1時間45分以降は足切りになる。走る前は何とかなるだろうと思っていたけど、いざ走ると結構ギリギリだった。1周目と同じペースで走っていたら時間切れになっていたと思う。本番にも関門はあるけど、サブ5目指すくらいのペースなら大丈夫なはず。完走することに意義があると思うので、途中で足切りだけは避けたい。
4周目(17km~)は流石にバテバテだった。4周目に入った時点で1キロ5分を切らないと2時間は無理だということが分かって、ちょっと萎えた。気持ちだけでここまで走ったけど、流石に脚が無理な感じになってきていた。給水所までの距離をすごく長く感じたし、こういう時には音楽の力を借りたいと思った。今回はなんとなくイヤホンつけないで走ったけど、本番は必要に応じて聴けるように準備しておきたい。好きな音楽聴けば、気持ち的に一押しが効くことは普段からの練習でも分かっているので有効活用する。この記事のタイトルにもしたけど、ももクロの「走れ!」はめっちゃいい。アイドルソングはここぞという時に気持ちを底上げしてくれますね。後、個人的に好きなのは「only my railgun」。アニメ自体は見たことないけど曲はめっちゃ好き。こういうの10曲くらい用意してブーストに使いたい。
ラスト1kmでスパートをかけようかと思ってたので、ダッシュしたけど全然脚あがらなくて100mくらいですぐバテてしまった。それでもタイム的に2時間5分は切れそうだったので、そこだけは死守したくて最後の100mはダッシュした。ゴール直前で誰かを交わせたらもっと気持ちよかったけど、タイミング的に前には誰もいなくて一人でゴールテープを切った。ゴールテープを切った瞬間思わず叫んだけど、別にタイム的には良いわけではないので後で少し恥ずかしくなった。

6:30ペースで走れば呼吸もだいぶ楽だった
脚上がらなくても6分は切れる!


走り終わった後に特に誰かと共有することもなく、上位入賞者の表彰式が行われているのを横目に見ながら会場を出た。走り終わったらあとは適当に帰っていいよというのはいいですね。公式タイムは後日ネットで見られるらしいので楽しみ。
帰りに錦糸町寄って、吉野家で飯食って、WINS行ったら負けた。競馬はバカ。

いいなと思ったら応援しよう!