ニュースレター(省エネのすすめ) 2023年8月号
ニュースレター(省エネのすすめ) 2023年8月号
TOPICS
夏真っ盛りのなか空調機器・冷凍冷蔵機器がフル回転しています。機器が稼働しやすい環境をつくることが、ランニングコストの低減、過ごしやすい環境つくりにつながります。
省エネの基礎知識
1)エアコンの節電
〇冷房温度は室温28℃を目安にする
冷房時に設定温度を1℃高くすると約13%の省エネになります。
設定温度だけでなく温度ムラがないか、部屋全体が28℃になっているかも確認しましょう。
〇扇風機やサーキュレーターを併用する
風が体にあたると風速1m/s増すごとに体感温度が1℃下がります。扇風機やサーキュレーターを併用して室温が以上に涼しく感じる環境を作りましょう
温度ムラの解消にもサーキュレーターは有効です。サーキュレーター等を併用して部屋全体が28℃以下になるようにしましょう。
〇エアコンは必要な時だけ使用する
タイマーを使い、必要な場所で必要な時だけ冷却しましょう。
外出するときは必ずスイッチを切るようにしましょう。
※30分以内の外出時にはスイッチを入れたままのほうが省エネになります。
長時間使用しない時(冷房終了から暖房までの間など)にはプラグを抜き待機電力を節電しましょう。
〇フィルター清掃はこまめに
フィルターが目詰まりしているエアコンでは冷暖房の効果が下がり、無駄な電気を使います。1年間清掃しないと約20%余分に電気を使用するようになります。シーズン毎にフィルターを清掃し電気代の節約と快適な空間を手に入れましょう。
使用頻度の高い部屋では2週間に一度のフィルター掃除がお勧めです。
冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力の削減になります。
〇吹出し口周辺の整理整頓
吹出し口に邪魔なものがあると部屋の一部だけしか冷えません。吹出した冷気が部屋全体に行き渡るように邪魔物は取っ払いましょう。
室外機の周りも邪魔物をなくすと冷房効果が良くなります。
〇室外機への日よけとりつけ
室外機本体や周囲の空気が熱くなると、室外機が高温の外気を吸い込み電力をより多く消費します。室外機に日光が当たる場合には、日よけカバー等を取り付けると省エネになります。
2)省エネ診断
効率的に省エネを行いたいときに、プロの診断を手軽に受けることができます。
〇省エネ診断(中小企業等に向けた省エネルギー診断拡充事業)
専門家による省エネ診断費用(空調、照明、ボイラ、生産設備など)
診断費用 5280~15840円(自己負担額)
省エネルギー診断 | 設備を点検して光熱費削減 省エネルギー診断 (shoeneshindan.jp)
補助金情報
〇省エネ補助金 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業(3次公募)
公募期間2023年7月10日(月)~ 2023年8月25日(金)
補助対象 A)siiが公表している先進設備・システムへの更新
B)機械設置を伴う設備又は事業者の目的に合わせて設計・製造する設備
補助率 A)2/3中小企業、1/2大企業、100万円~15億円/年度
B)1/2中小企業、1/3大企業、100万円~15億円/年度
SII:(3次公募)(省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業)
〇呉市 企業太陽光発電設備導入補助金
受付期間2023年7月24日(月)~2023年12月26日(火) 予算がなくなり次第終了
補助対象 太陽光発電設備設置費用
補助率 1kWあたり7.5万円(最大3000万円)を補助
〇庄原市 エネルギー・物価高騰対策事業者支援金
受付期間2023年8月7日(月)~2023年9月29日(金)
補助対象 直近の確定申告における光熱水費及び燃料費の額の10%
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