見出し画像

ゲムチャレ出展作品の記録 ゲームマーケット2024秋・初日

11月16日(土)、一般入場で会場を徘徊してまいりました。
会場の様子、人を集めているブースとそうじゃないブースの違い、萬印堂さんから聞いたアレコレ、チャック横丁、試遊して楽しかったゲーム、売り子さんの口上がうまくて買ってしまったゲーム、出展者さんから聞いた貴重な話、大物ゲームデザイナーさんとの交流など、初出展に向けて役立ちそうな様々な知見を得られたのですが、言語化に時間がかかる盛りだくさんの内容でして。
ひとまず今回は、ゲムマチャレンジの簡易レポートを中心に綴っていこうと思います。

ゲムチャレ展示見本

雑に撮った写真からの判別なので間違ってそうなものですが、2024秋・初日の展示は87点。
内訳はチャック13、キャラメル33、小箱31、それよりも大きなサイズが10。
また全タイトル調べるのは手間だったので15タイトルだけが対象ではありますが、平均価格は2,000円弱。そして価格分布は山になっておらず、900円から3,000円オーバーまでバラバラでした。

この中で「売れる!」ゲームはどれだけあるの?

前回のエントリーからの転載ですが、アンケート「ボードゲーム 何個売れましたか」のサマリは下記のとおりでした。

販売数
 ~50:35~45%
 ~100:20~30%
 ~200:10%
 201~:15~35%
初出展での販売数
 ~50:50%
 ~100:25%
 101~:25%

いくつ作れば? 値付けどうしたら? ゲームマーケット出展費用について考えるより

これをさらに雑にまとめると、75%は100個以下。25%が101個以上。
今回のゲムチャレはカード枚数36枚以下という縛りがあるのでそのまま当てはめるわけにはいきませんが、あえて当てはめると、87点中22タイトルが101個以上売れるということになります。

……そんなに売れるの? 本当に?(個人の感想です)

ゲームマーケット2025春に向けて

ゲムマチャレンジは秋・春の2回にわたって同一のテーマで開催されます。
よって制作・出展の「難易度」という点では次回開催の2025春も変わらず、同程度の出展数・価格・ゲーム内容だと予測できます。
その上で、時間をかけて準備してくる出展者がいることは十分に考えられ、ユニークさやゲームの練りこみという観点では、より高品質なものが出てくることが予測できます。

というわけで、このカテゴリでゲームを作るのであれば、少なくともこれに負けないものを作ろうと思ったのでした。

見た目のリッチさ、手に取りやすい価格、受け入れられるテーマといった外的要因。
それと販売数を伸ばすためには試遊会後にSNSにアップしたくなることがとにかく重要なので、30分程度のプレイで「面白さのコアに触れ」「その先の面白さの可能性に期待ができる」内的要因。
これをそれぞれ突き詰めて考えていく、と。

次回予告

ゲームマーケットでは多くの気づきがあったので、そのあたりまとめておきたい。とくにブースの展示、装飾について。
または、ゲームマーケットで手に入れたゲームについて。

そのあたりかな。

いいなと思ったら応援しよう!