朝のコラム「伊達さんの生誕の地は米沢」
歴史も好きなので、歴史ものを書いてみた!
私は伊達政宗が好きで、もちろん地元の戦国武将だから、というのもあるけれど、幼い頃に観たNHKの大河ドラマ「独眼竜政宗」が心に残っている。これは祖母といつも鑑賞していた。
Wikipediaの情報も織り交ぜるのですが、山岡荘八原作の小説をジェームス三木が脚本に仕上げた大河ドラマで、オープニングの映像と音楽が素晴らしくかっこいい記憶がある。また、渡辺謙さん演じる伊達政宗が男前だ。勇ましくて雄々しい。
好きなシーンもたくさんある。岩下志麻さん演じる義姫(これが本当に美しい)に愛されたい政宗と、政宗に辛く当たり、弟の小次郎だけを可愛がるシーンがとても切なかったり、政宗が眼を失う事になる場面、とにかく幼少期の政宗はハード。
そこから仙台藩主となり(あまり詳しくないのですが)秀吉や家康とも対等に渡り合い、揉めたり、工夫して交渉したり、忠誠を誓ってみせたりして、後々伊達家の安泰を築き上げたのは間違いない。
多くの名言の他、繊細できれいな句も残しており、戦いだけじゃなく文武両道な武将だったらしい。仙台人は伊達政宗といえば、少し前は「仙台駅の伊達政宗騎馬像は待ち合わせ場所」の印象が強い。そのくらい県民には親しまれていると思う。(現在は騎馬像は設置されていません、但し今でも、つい政宗の前で待ち合わせ、と言いたくなる)
そんな政宗さんだけど、本当は仙台生まれじゃない。うっすら米沢出身だと聞いた事があるような気がしてたけれど、どこで生まれたか考えた事もなかった。当然、宮城県のどこかで生まれたのだろうと思っていた。
数年前の事だが、山形県米沢市の「戦国最強の武将上杉謙信が祭神」である「上杉神社」に訪れた際、勇ましく立っている謙信公の銅像や直江兼続の銅像を見ながら歩いてあると...、政宗さんの生誕の地はひっそりとあった。
上杉神社は戦国武将ファンや、謙信公に肖り、勝負事を願いたい人なら訪れるたいへん人気のある神社だ。
だから、政宗公の生誕の地を目当てに行く人はなかなかいないと思う。私も参拝目当てで訪れたので、考えてもみなかった。わざわざ仙台から訪れてみて、政宗さんの生誕の地を目にする事が出来るなんて、驚いたしすごく嬉しかった。遠くの旅先で同郷の人に会った気分!
これは昔、伊達家が米沢まで治めていたかららしい。1567年政宗さんは米沢城で生まれた。そして、有名な伊達家の雀の家紋は越後上杉家から贈られた引き出物として紋を授かった事による。
散歩がてら近くの史跡巡りが大好き。出会えた知識は宝物。どこを訪れた時もその土地の事を知るのは楽しい。
散歩がてら出会える知識もある!
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