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脳天気陽キャ夫の帰る場所がなぜ陰キャネガ主婦のもとなのか


みなさん、こんにちは。ネガ主婦はなです。

今回はとある日の喧嘩から得た面白(?)小話を備忘録にまとめようと思います。

この記事はご覧になってくださったでしょうか?

脳天気夫とネガ主婦は基本的にはタイプが真反対です。

そんな中でもお互いの数ある「楽しい」、「好き」、「嫌い」、「違う」をひとまとめにして共通項を探していくといくつか被っているという感じですかね。

価値観や気が合うよりかは割と軽い共通項かと思います。

脳天気夫はインドアな趣味もアウトドアな趣味もありますし、1人で楽しむことも大人数で楽しむことも得意な人間です。

例えば大人数の飲み会では「お前がいないと」と言われるようなムードメーカーになりますが、家で私が見ている休日の姿で多いのはアプリで漫画を読み漁り、コツコツゲームをしている姿。あとは家事育児に時間を費やします。

ネガ主婦も漫画やアニメは幼い頃からかなり好きな方だと思っていましたが、この脳天気夫に知識が及びません。

脳天気夫とお付き合い中のとある日、私は脳天気夫の友人や友人の家族、恋人を含んだ大人数のBBQに招かれます。ネガ主婦には共通の知人はいません。

「陰キャ」ネガ主婦には荷が重い…

ひとまず初めてお誘いを受けたので、脳天気夫の顔を立てるためにも一度くらい参加しておこうかな、という気持ちで参加しました。

当たり前に疲れますよね。私以外の参加者を楽しませようと色んなところへ気配りして駆り出されていく夫であったために、私は大きな孤独感を感じ、「早く帰りたい」と願いながら時間が過ぎるのを待ちました。

なんとか長い長いBBQが終了し、帰宅後、ネガ主婦は「私がこういう場が得意では無いことを知っているのであれば、もっと私のそばにいて欲しかった」、「他の女性参加者にも笑顔で振る舞っていて嫉妬してしまった」と涙を流しました。

「もう参加しなくていいよ、無理させてごめんね」と夫は私を慰めます。

「私みたいな人間ではなく、この人にはもっとお似合いのパートナーがいるのではないだろうか」

そんな気持ちで頭がいっぱいでした。そんな気持ちを何かに例えたかった(?)ネガ主婦にとある例えが思い浮かびます。

「私は川でしか生きられないお魚です。あなたは海でも川でも生きられるお魚かもしれません。そんなあなたが海水の匂いをまとい、川に帰ってきたとき、私は素直にあなたを迎えられないのです。」

と。

我ながらなんという例えなんだろう、と今となれば笑えてきますが。笑

脳天気夫は少し理解したようななんとも言えない笑みを浮かべていました。

それからしばらくして私にはとある疑問が浮かびます。

「実際、汽水魚(きすいぎょ)は川と海、どちらの方が生きやすいなんてあるんだろうか」

シンプルに魚の生態への興味が出てきました。

魚が大好きである知人と話せる機会があり、「もしかしてこの人なら知っているかもしれない」とこの疑問を問いかけます。

すると知人はこう答えました。

「呼吸がし易いのは川で、栄養を得られるのは海だよ」

と。

まさか答えを貰えるとは。(※専門家ではないため違うかもしれませんが)

「実際に川で生きていて生存戦争に勝てないと感じた魚は海へ出て体を大きくして川へ戻ってくることもあるんだ。海の方が栄養が豊富だからね」

なるほど…

それを聞いたネガ主婦はこの情報を持ち帰り、改めて夫にこの話をしました。

すると夫はこう言うのです。

「わかる、わかる。誘い(海)も楽しいから行って楽しんで来るけど、帰ってきて一息つきたいのは、はなちゃんのところ(川)なんだよね。だからはなちゃんのいる家に帰るとお酒を飲んでいれば、すぐに安心して眠っちゃう。いつもごめんね」

と。

なんと。

この人は本当に汽水魚であった。笑

夫が私から得ているものは「落ち着ける空間」でした。外で刺激を受けて楽しんで疲れた心身を私と過ごし、癒されたい。それには「静」や「陰」の要素を持つ私が適任であったようです。

私も海水魚のような派手な人たちをパートナーにすることは難しいかもしれません。きっと気が休まらないだろうから。

脳天気夫も全てが全て刺激的な日々ではなくて良いみたいですね。

川魚である私は時折、海から帰ってきた夫の楽しい話を間接的に聞いて楽しませてもらうので今後も十分かな。笑

【分析結果】

・外には刺激を求め、家庭には安らぎを求める夫であった

1行にまとまると、なかなか薄い分析結果ですね。

本日も長い長い我が家の備忘録にお付き合いいただきありがとうございました。

ネガ主婦はな

#日常
#備忘録
#魚の生態
#汽水魚




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