本当の理解
今回は、先日行われたインタビューの模様を紹介します。
〈以下、インタビュー内容〉
「人が口にした“それは無理だ”という言葉は、まだ価値化されていない証拠だ」と谷尻さんは語った。
価値化されていないモノは、多くの人は理解できない。谷尻さんは、そこから価値を抽出して、モノや言葉へ落としこみ、“伝わる状態”に置き換えて世の中へ届ける。それは翻訳作業とも言える。「伝える」と「伝わる」の合間、そのプロセスでは一体何が起きているのだろうか。
嶋津:
僕は谷尻さんのことを広義の“優れた翻訳家”だと思っています。まだ価値化されていないモノを、伝わる状態にすることはとても難しいはずですが、それを軽々とやってのける。
その力は、プレゼンテーションや恋愛、あらゆるコミュニケーションに関わってくるような気がします。なぜ、そのようなことができるのでしょう?
公には出来ないけれど、ここだけで書くことが出来る情報も含めて、皆さんに共有出来ればと考えています。 建築業界の凝り固まった環境を見直しながら、新しい働き方や、経営方法、ブランディングについて綴っていきます。