【せどりのレシピ028】経営者は現場で働いてはいけない！

こんにちは
タニヒトです。

来月より相方が２週間実家に帰るので
寂しいタニヒトです。

今回は、「心技体」シリーズ第２弾。

第１弾の答え合わせをしていきます。

前回、

「あなたがもっとも答えが出にくいものが
一番大事な理由も考えてみてくださいね」

と宿題を出していました。

ちなみにマジシャンとしては

心…ホスピタリティ、お客さんをもてなす心

技…技術の向上、知識をつける、種を覚える

体…？？

と「体」を秘密にしていましたね。

まずは答えをいいますと、

「体」がいちばん大事です。

マジシャンで言うと、

「体」は、マジシャンとして収入を得る仕組みを作る、ことです。

マジック界では、マジック好きな人を、「マニア」と呼びます。
「マニア」は特にアマチュアに多いです。

「マニア」はマジックのネタや技法を習得することが好きであったり、
仲間内で見せ合うのが好きな人です。
知識を得ることや技を磨くことを目的としています。

プロにもこういう人がいますが、
マジックが上手いこととお金をもらうことは全く別の能力です。

プロであれば、マジックでお金を稼がないといけません。

これをわかっておらず、プロになりたいと勘違いする若手や学生マジシャンが後を絶たないので、
プロマジシャンの先輩方は「マジシャンになるな」と口をそろえていいます。

実際４年前の私は、多くのマジシャンに反対されました。
食べていくのが難しい世界と知らず、自分に酔いしれた
クソ勘違い野郎でした。

食えないことがわかったので去年にプロマジシャンを引退しました。

質の悪い勘違いマジシャンはまだまだいます。
マジックはめちゃくちゃ上手いんですが、それで食べていけると勘違いして
マジックバーを開いた先輩マジシャンがいました。

事業計画もなく上手いマジシャンを揃えたらいけると
ターゲットとなる明確な客層も、給料体制も曖昧なまま
店を開いたのです。

結果は言うまでもないです。

これだけ長々というのは、「経営」するってことを
とくに技術者は蔑ろにしていることをお伝えしたかったからです。

独りだけであれば、マジシャン兼経営者であることは可能ですが、
人を雇うのであれば、経営者だけであるべきです。

経営者は現場で働いてはいけません。
経営者は売り上げを上げる仕組みやシステムを作ることと
給料を支払うことが仕事です。

このことを踏まえて、次回、

せどりではどういう考えをすればいいのか

をお伝えしていきます。

それでは、次回は

「心技体」シリーズ第３弾です！

お楽しみに！
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