全ての人を助け、誰も傷つけない
先日、24年10月20日
国際医療協力・海外医療ボランティア医師団の
ジャパンハートさんの20周年記念式典に参加してきました。
意識研はジャパンハートさんの協賛企業・団体として
ジャパンハートさんのHPにも乗せていただいております。
意識研がジャパンハートを支持する理由は、
人をケアする立場において、
最も尊敬すべき存在だと感じるからです。
ジャパンハートの創設者、吉岡秀人さんは、
人を救うことの本質を自らの行動で示し続けています。
本当に医療を必要とする人のために、
無償で手術をし続ける医師。吉岡秀人さん。
人間が体現しうる、一番の美しさとは、何でしょうか。
目の前で誰かが痛みに苦しんでいる時、
手を差し伸べたいと思うのは、
私たち全員が本来持っている自然な感情だと思います。
もし、この世において利害関係やお金といったものがなければ、
私たちは助け合うことに大きな喜びを見いだすのではないでしょうか。
しかし、現実には貨幣経済や利害関係が存在し、
そういったものの中で人間関係が生まれます。
そして、その結果として「助けても何の利益もない」とか、
「損ばかりする」といった考え方が生じ、
さらには「人のために何かをするなんて馬鹿げている」
と思うようになっているのかもしれません。
そして、私たちは、
他者のために行動することこそが美しい姿だと
わかっているからこそ、
それができない時に
その行為がまるで「酸っぱい葡萄」のようになり、
できないことを正当化し始めました。
正当化するために、誰かのためにという行為を
「傲慢」だとか「偽善的」だと捉えるような、
もっともらしい理論ができあがったのだと思います。
なんて幼稚なのでしょう。
ちょっと想像してみてください。
もしこの世にお金が存在せず、
誰もが自由に必要なものを手に入れ、
どんな職業にも就き、好きなことをできる世界があったとしたら、
あなたは何をするでしょうか?
その時、本当に誰の助けも借りず、
一人で生きていくでしょうか?また、
誰のためにもならないことを選ぶでしょうか?
私は、そのような状況でこそ、
誰かのために何かをしたいと強く感じるはずだと感じます。
私たちが、もし、本当に、
自分の魂の欲求に従うのであれば、
誰かをケアするという行動をするだろうと思います。
それが、一番、魂に近い生き方だと、確信しています。
HELP EVER HURT NEVER
全ての人を助け、誰も傷つけない。
私が20代の頃から、
指針にしている言葉です。
無償で人にために働き続ける。
何の見返りもなく。
これが私たち、人間の根本の姿です。
あなたの母が、あなたにそうであったように。。。
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