超越的OS互換環境を考える
超越的OS互換環境というのは、私による勝手な造語である。この世のすべてのソフトウェアを、仮想マシンなしに、ネイティブに、主に互換レイヤーを通して実行されうる環境を指す。これはまさしく、ロマンの塊である。
互換環境一覧(随時加筆・修正)
互換OS
Windows:ReactOS(旧:FreeWin95)
macOS:ravynOS(旧:AiryxOS)
Android:Replicant等、数え切れない程のカスタムROMが存在する
BeOS:『ポスト「BeOS」一覧』を参照
Darwin:OpenDarwin, PureDarwin
互換レイヤー
Windows:Wine
macOS:Darling
BeOS:『ポスト「BeOS」一覧』を参照
その他
GNUstep:GNUstepはOpenSTEPの仕様に基づき実装されたフレームワーク。Swiftによって人々から忘れ去らつつあるObjective-C。
Cocotron:macOSのCocoaAPIと互換。MITライセンス。GNUSTEPにもCocoaの実装はあるが、CocotronのそれはよりmacOSに近い。GNUstepはあくまでもOPENSTEPの仕様に基づいている。
maloader:LinuxでELFではなくMach-Oをロードするためのもの。
構成(妄想?)の一例
OS:Debian GNU/Linux
デスクトップ環境:KDE Plasma 6(Wayland)
Windows互換機能:Wine
macOS互換機能:Darling
Android互換機能:WayDroid
CPU:i5-12400F
RAM:DDR5-4800 16GB
Storage:M.2 NVMe 512GB