Monochromeの世界
こんばんは。
Monochromeの世界にどっぷり浸かりつつある週末写真作家のTaniguchi Junyaです。
私が写真を始めた頃、世の中にはまだフィルム写真が沢山溢れていて、デジタル一眼レフカメラがまだ高価で手に入らなかったのを思い出します。写真の専門学校の体験入学やワークショップに参加すると基礎の基礎ということでモノクロフィルムの現像や、銀塩写真のプリントがセットなっていました。現像やプリントのし易さから、おそらく、モノクロだったと思いますが、写真を勉強するにはモノクロ写真がやはり大切なことだと最近強く感じます。
私は写真を始めた初期の頃から、最近でいうインスタ映えするような彩度が強く、ギリギラした色の写真よりも落ち着いた色で表現された写真が好きでしたが、近年、モノクロで撮ることを再び始めてからというもの、それがより一層進んだ気がします。
モノクロ写真にも日本の某写真家のようなコントラスト高いものから、軟調なものまで様々ですが、モノクロ写真はその白黒のグラデーションが魅了で、カラー写真よりも光と影の表現がより繊細で面白く感じます。何より色に惑わされることが減り、写真そのものに集中して楽しめるような気が私はします。
写真を上手くなりたい人にオススメなのは、やはりこのモノクロで撮影することです。最近のデジタルカメラではカラーで撮影しておいて、後からphotoshopなどで現像時にモノクロに変換するのもボタン一つクリックするだけで簡単できるようになりましたが、あえてデジタルカメラの設定をモノクロに設定して撮影するとなお良いかもしれません。興味ある方は是非シャレンジしてみて下さい。
よい写真ライフを。
では、また。
(今回はモデルさんと初めましてのセッションから何枚かお届けします。)
おまけにもう1枚。
普段あまり笑顔の写真は載せないですが、笑顔の写真も何枚かちゃんと撮ります。
(笑顔ばかりだと嘘っぽく見えてしまうのが個人的に嫌なので。)
<撮影共通データ>
ロケーション:大阪府某スタジオ
モデル:アナスタシアさん
機材:FUJIFILM GFX50S+GF63mmF2.8
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