弱みなんか気にせんときや
これまでも何度もお伝えしてますが…
誰もが皆…
長所短所・強み弱みがあるもんよね。
良いところばっかりの人はおらんし…
欠点だけの人もおらん。
長所や強みに目を向けて
って言うてきました。
そやけど…
多くの人は欠点に目を向けるし
それを直したり矯正することに一生懸命になる。
これは日本の教育によるもんやし
それが常識って思てる大人が多いからなんやけど…
なんで長所・強みに目を向ける方がええか?
今日はちょっと違う角度のお話しを…
短所・弱みと思われるところを直す…
ってことは…
同時に長所・強みを下げることになりかねん…
っちゅうことになるんやないか?
って思てます。
例えば…
明るく行動力があるという強みに対し
深く考えない・勉強が苦手という弱み
があるとする…
何でも即行動できて積極性がある…
そやけど深く考えんから失敗もする。
でも失敗経験で得たもんを活かして
すぐ次に向かう。
っていう後輩が実在したんやけど…
前述したことから…
弱みを直すことに取り組んだ…
どうなったか?
時間はかかったけど…
多少深く考えるようになったし
勉強をするようになった。
ようは弱みを平均に近づけることに
成功したんかもしれん…
ただ…
考えるようになったから…
行動が遅くなった…
勉強して知識を得たから…
失敗は少なくなったけど
成功もせんようになった。
可もなく不可もなく…
平均ってそういうことよね?
彼の魅力は…
明るさと行動力やったんやけど…
それは影をひそめる結果となった。
ちょっとわかりにくいかもしれんけど…
これは一例で平均を求めると…
こうなる可能性が高いって思う。
何かを上げると…
何かが下がる。
強みを維持したまま
弱みだけを直すって…
なかなか至難の業かもしれん…
って僕は思う。
そやからこそ…
弱みを直すことに目を向けるんやなくて
強みを伸ばすことに目を向けてほしい。
どうせやるんやったら…
強みや得意なこと磨いたらええやん。
そこを活かしたええやんか!
って思てます。