黙示録10章 七つの雷が語ったこと
ポイントは、下記のリストにある七つの出来事すべては、イエスさまが最後の贖いを始めるために至聖所に入られるまでの出来事が含まれている、ということです。これが終わりの時代に起こる出来事を見極めるうえで大きなヒントとなります。つまり、イエスさまが最後の贖いを終えて至聖所から出られるまでの出来事が、終わりの時代に再び繰り返される「七つの雷」が語った出来事に含まれるのです。
出来事1
1833 年: ウィリアム・ミラーが説教をする許可証を受け、第一天使の「神の
さばきの時がきた」というメッセージが正式に宣言され始めた。
ミラーはその二年前(1831 年)から公に再臨について語り始めていたが、彼が
属していたバプテスト教会の多数の牧師たちから正式に承認をされたことは、
意味深い出来事であった。同じ年の 11 月 13 日には、イエスさまご自身が語ら
れた「再臨が近づいた」という最後のしるしである「星が空から落ちる(マタ
イ 24:29)」という預言も成就した。
出来事2
1840 年 8 月 11 日: オスマン(オットマン)帝国の崩壊により、第六番目のラ
ッパ・黙示録 9:15 の預言が成就する。それによって第一天使のメッセージに大
いなる力が添えられ、再臨運動が一段と促進された。
出来事3
1842 年 6 月: アメリカにおける殆どのプロテスタント各派の教会は、ウィリ
アム・ミラーが宣言した第一天使のメッセージを拒否、そして教会は堕落して
いった。その結果、第二天使の「バビロンは倒れた」という預言が部分的に成
就した。
出来事4
1844 年春: 最初の失望、「十人のおとめ」にある「花婿の来るのが遅れる」と
いう預言が成就。それと同時に、ハバクク 2:1~4、エゼキエル 12:21~28 にあ
る、「幻の成就は遅れるが、信仰を持ち続け待て」という内容の預言も成就。
出来事5
1844 年春から夏: 十人のおとめたちはみな居眠りをし、眠ってしまうという
預言が成就。
出来事6
1844 年夏から秋: 「真夜中の叫び」の宣言で、十人のおとめたちは「みな起
きた」という預言が成就。もうすでに堕落したバビロンの諸教会から離れるよ
うに...という第二天使の使命が宣べ伝えられた。(
出来事7
1844 年秋: 2300 日の預言が成就し、イエス・キリストが天における至聖所に
入られ、最後の贖いが始まった。それと同時に、大失望・「苦い経験」という預
言も成就し、婚姻の部屋に入った思慮深いおとめと、入れなかった思慮の浅い
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