風邪をひいて気づく
当たり前のことを当たり前と思わずに感謝しましょう
頭では理解し、意識しながら過ごしているつもりでも……まぁまぁまぁまぁ忘れますね。
そもそも当たり前すぎてそれが当たり前と思っていない無意識当たり前というのが我々には数多く存在します。
そんなことを実感した私のエピソードです。
その日はの朝はいつも通りでした。
変化を感じたのはレッスンをしている途中。
・・・なんか喉が痛いな。
その痛みはどんどん大きくなり、瞬時に悟りました。
「これ、結構やばいやつだ」
案の定家に帰ってから熱が上がり呼吸をするだけでも喉が痛い。
運よく翌日は休みだったため一日で直すべくひたすら寝ました。
翌々日はすっかり良くなり出勤して仕事をしたわけですが
レッスンをし終えたあたりから自分の声が徐々に消失しはじめます・・・
その日から1週間近く声の出ない生活。
私一人暮らしですが、家でいつもは一人でしゃべり続けているため比較的にぎやかな私の家が
静寂に包まれる。
私のいつも通りの当たり前の日常ありませんでした。
熱を出して声が出なくなって、自分には身体と声があるのだと気づく。
呼吸をして、極端な苦痛なく過ごせていることが
当たり前ではなかったのだと気づくことができました。
ここ数年風邪というものを引いてなかったので、風邪をひいた時の身体のしんどさを体感できるいい機会でした。
腸に穴空いたり食中毒になったりはありましたが、この私の鍛えられた免疫と肉体に敵う風邪ウイルスなど存在しないだろうという慢心も砕くことができました(笑)
今のあなたの肉体、心、そして環境は、何かしら不満があってもとても恵まれた最高のステータスです。
これらを受け入れて満足することができたなら、きっと人生はハッピーイージーモードになるでしょう。
私みたいに失ってから気づくのではなく日々その当たり前を嚙み締められたら素敵ですね。
追記
現在まだ少し声は嗄れ気味ですが「これはこれで中森明菜みたいでいいな・・・」と考えていたりします。
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