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人は、見てないようで見てるから

知り合い(なんと呼べばいいのかわからないのですが、えーと戦友みたいな方かな)がTwitterで今朝つぶやいたツイートが大変おバズりになっておられるようでして、そこで、ルネスかごしまのシェルターやシェアハウスへの支援を呼び掛けてくださったようで、なんだかフォロワーが増えたりしております。

基本的に、とても好意的な方が多く来てくださっているみたいで、食糧支援のことも知っていただくことができて、うれしく思っています。窪さん、ありがとうございます。

とはいえ、たくさんの人に見られると、いろんな感情を持たれる方がおられるようでして、「シェルター設立、運営に力をお貸しください」という窪さんの文面に対して、「本性を現したな」とだけコメントをされてる方がおられまして。

あー。

世の中には「ひとのため」と言いながら自分のためにお金を集める人も、集めるだけ集めたらいなくなる人もいるからなあと。

コメントを読んで、気分が悪くなったとか、悪意を感じたとか、憤っているわけではなく、また、あるいは、人のためにやっているのに(厳密には「自分の生きる環境が良くなるようにやっているので、人のためにやってない」)どうして理解してもらえないんだろう、といった悲嘆にくれることも無く、ただ、まあ、そうだよなあと。

「いいことをやっているから」ということを錦の御旗(余談ですが、今の今まで「にしきのごき」だと思っていた)に、寄付を集めたり支援を募ったり、その実、そのお金でいいもの食べたりいい車に乗ったりしている人たちも、世の中にはたくさんいるし、私の日頃の動きや活動を知らない人から見たら、「一見良さそうなことを言って賛同を集め、ついでに自分のためのお金も集める」という風に見る方もおられるだろうなあと。

そういえば、私がSNSを始めた4年前とかに、「谷川は寄付を集めてそのお金で麻雀を打ったりしている、けしからん」ということを言っている人がいると人づてに聴いた(わざわざ伝えるのもどうかと思うけど)ことがあったのを思い出して、なんだかただただ懐かしいなあと。

もちろん、今でもそう思っている人もいるんだろうけど(麻雀はポーカーになったけど)、その人たちにわかってもらおうとも思わないし、そういう声は今となっては聴こえてもこないんだけど、それって、私たちがこれまでにコツコツと活動を続けてきて、人の見る目が変わってきているということでもあるんだろうなと。

人は、見てないけど見てるから。

あなたがコツコツやっていることも、必ず評価してくれる人がいる。

私はそう信じて、今日も書類を作ったり、電話を取ったり、お話をお聴きしたりしているよ。

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谷川勝彦(たにかつ)
お読みくださりありがとうございます。 いただいたサポートは、NPO法人ルネスかごしまが行う「生活困窮家庭・ひとり親家庭支援」に全額使わせていただきます。