未経験からWebプランナーをやることになったお話
akippa株式会社でWebプランナーをしている谷口と申します。
"している"と言っても、このnoteを書いている2023年3月のほんの数ヶ月前からプランナーとして一歩を踏み出したばかりになります。
エンジニアで言うところのジュニア?
いえいえ、もう赤ちゃんレベルからのキャリアスタートです。
とはいえ、そんな甘っちょろいことを言っている暇もありません。
一方でそんなキャリア初期だからこそ感じたこと、そしてお伝えできることもあるかと思います。
自分がその時何を考えていたかをのちに振り返るための備忘録として
未経験からWebサービスの企画職を目指している方々に向けた現場リポートとして
企画職の先輩方や現職のエンジニアの方々が「確かにはじめはこんな困り事があったよなぁ」と思い返していただけるほろ苦コンテンツとして
僕なりにアウトプットしていければと思います。
自己紹介
高校を卒業後、地元京都からバンドメンバーと共に上京。
"運転中に作曲できるから"という理由で、当時駐車場の写真撮影スタッフを募集していたakippaにアルバイトとして入社しました。
akippa入社後しばらくはハンマー片手に駐車場を設営したり、猛暑の中社員さんと草刈りしたりといった、テック企業に勤めているとは思えない現場仕事をしていました。
(「これがほんまのIT土方や!」などと散々いじられていました)
社内でとあるプロジェクトが立ち上がったタイミングで、これまた"面白そうだから"という理由で参加させてもらい、それをきっかけに現場仕事から企画職へとだんだんシフトしていきます。
その頃に大変ありがたいことに社員登用のお話もいただき、プライシングなどいくつかの企画検証を経て、2023年1月から開発チームのプランナーとしてのキャリアをスタートさせた。
という自分でもよくわからない経歴となっています。
プランナーとしての準備期間
まず初めの壁
これまでの経歴を見ていただけると分かると思うのですが、開発とは程遠い仕事をしてきました。ただ、企画検証に関しては少し経験があり、akippaのサービスについてもある程度理解しているつもりでした。
(↑とんだ思い違いだったということを後に痛感していくことになります)
そんな中、弊社PdMの井上から「来期から開発チームのプランナーをやってみないか」という話があり、ぜひやらせてください!と二つ返事で引き受けます。
それからというもの開発チームのMTGに参加したり、Slackの内容を遡ってみてキャッチアップを図るのですが、そこで大きな壁が立ちはだかります。
それは、
「なにいってるか分からない」です。
飛び交う用語がわからないのです。
プランナーとして動き出さねばいけない1ヶ月前の話です。
非常にやばい状況です。
用語を理解するところからスタート
マージ、ブランチ、デプロイ、プルリク
Web開発に携わる方々からするとごく当たり前に使う用語でも、僕にとっては初めて触れるものばかりで、企画うんぬん以前にそれらが飛び交うMTGやチャットの内容を理解すらできない状況。
用語単体の意味はもちろんですが、そこから派生して「開発のいろは」をきちんと理解する必要があり、分からない用語はとにかく調べて自分なりの辞書みたいなものを作りました。
初歩的なものばかりでお見せするのは恥ずかしいですが、でも本当にそういう状態からのスタートです。
ただ、そんな中でもakippaのエンジニア陣は僕のためにプチ勉強会を開いてくれたり、自身のタスクを抱えているにもかかわらず質問には即座に答えてくれたりと、ホスピタリティ溢れる方々ばかりで本当に感謝しかありません!
そんなこんなでなんとか最低限の知識はインプットし、いよいよプランナーとしての業務に臨むこととなります。
次回へと続く
前置きと自己紹介が長くなってしまいましたが、今回は準備期間までのお話とさせていただきます。
次回以降、開発チームの一員としてプランナー業務をこなしていく中で、実際に起こったこと感じたことを、できるだけリアルにお伝えさせていただければと思います!