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【金子みすゞの生れ故郷・仙崎 取材レポート⑥堀の名残】

金子みすゞの家から北へすぐの十字路を、東西に掘通りがある。

名前の通り、かつて堀があった。

その礎石が残っている。

花崗岩の萩石で、軽くて丈夫なので使われたそうだ。

この十字路を左(西)へ曲がってすぐの所に、仙崎湯があった。

当時はモダンな建物であったと思われる。

半円形の窓の右上、S字型が、かつての入り口の電灯

東の浜にあがった漁師たちは、ここで身体を洗って、その先の遊郭へと繰り出して行ったのだ。


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