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信頼があるから安心して何でも言える

先日、このサークルの今年度最後のステージ発表がありました。

以下は朗読したうちの1つで、役員さんが予備にとコピーして下さった原稿。見えにくいけど稽古での私のダメ出しが、逐一メモしてある!!!

終わってから、サークルのグループラインにこう書き込んだら…

この詩の3連目を朗読したMさんが【「心さん」に何も言えないままでは救いが無い気が…。「心さん」より、「私」を救ってあげたくなります】。

そしたらKさんが【私も「心さん」より「私」だなあ】。

合いの手に答えつつ谷が語ったこと

私は、「救いって、別になくてもいいんじゃないの」派です。

涙は、涙によってしか癒されない、癒せない。

深海に沈んでいる私の涙を、あなたの涙で抱き締めてほしい。

もしくは、深海に沈んでいるあなたの涙を、凍った心を、私の涙で溶かしてあげたい。

私はね。

だって、浮世に救いなんてないじゃん。あたしは嘘つけない。

いや、MさんとKさんを嘘つきと言ってるんではなくて💦

現実には救いがないからこそ、表現の世界では救いを提示する、ってのも大事だろうとも思う。

ささやかな日常には、小さな愛や優しさもあるし、それも救いなのでしょう。

でも、孤独の闇にいて、それすら手にできない人も存在している。

気持ちを分かって欲しいし、「気持ち分かる」って言いたいけれど…

分かるって、分かったと誤解することだし。

だから、気持ちを知ろうとすることが、愛なのだと思う。

だから「あなたの話 聞かせてください」って、愛なんだよね。

Mさんの今日の浮きまくってた読みって…

リアルでも、元気づけようとして滑っちゃうことあるでしょ。

かえって余計な一言を言ってしまったりして、あたしってサイテー💦みたいな。

なんか的外れなんだけど、でも、その人なりの愛なのですよね。

私には、なんか、そんなふうに見えました。

クラスに、こういう憎めない男子いたよな…みたいなw

ウザっ!でも、気持ちはありがとね…みたいな。

役員さんのこのテキストも、あたしの言ったことのメモだらけ💦

みんなのラインも、なんか「生きるとは」みたいになってて。

詩について語るのも、朗読も、その人そのものがダダ漏れなのですね💦

ただの音読サークルが、なんか凄いことになってる!!!

それにしても、こんなに真剣にメモされるとなるとキンチョーしちゃうよーーーwww

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