地球一周の船旅、19歳の体感は

最初の寄港地が、初めての海外だった。
12月25日に神戸を出発して、
12月29日に最初の寄港地に到着したよう。

結構かかるんだね。

最初の寄港地は、台湾の基隆。
キールンと読むんだね。
そういえばそうだった。

地図を見たら、台北の近くで、沖縄にも近い。
20年前は、そんなことも知らずに、訪れていたような気がする。

滞在時間は、1日か、1日半位だったと思う。
ピースボートの地球一周の船旅って、
3ヶ月の旅の期間のうち、実は2/3は船の上だったりする。
寄港地に滞在する時間って、そんなに多くない。

キールンでは、屋台でご飯を食べたり、
特別なことはしていない。

街のあちこちで、ピースボートの乗船者と会った。
一度に700人位が寄港地に降りて、周辺を観光する訳だから、
大体行くところも同じだし、団体旅行の自由行動タイムみたいな。

私は、ちゃんと決められた時間までに、
ピースボートに戻れるかが、少し心配で、
そんなことばかりを考えていたような気がする。

こんなことがあったのでね(苦笑)。

2つ目の寄港地は、ブルネイ。

台湾から3日後くらいの、年明け1月2日にムアラという町に到着。

ブルネイっていう国、
寄港地に入ってて、初めて知ったと思う。

これもまた、20年後の今、地図を見たら、
こんな位置にあったのか!
フィリピンやマレーシアの間。
しかも、国土大きい!

ブルネイでは、夜の遊園地に行く、オプショナルツアーに参加した。
めちゃくちゃ空いてて、めちゃくちゃ広くて、
乗り物にひたすら乗った記憶がある。

ジュルドンパーク、っていう遊園地だったみたい。
現地の人も少ないし、とにかく空いていた印象。

3つ目の寄港地は、シンガポール。
これは、さすがに当時も知っていた国。
でも、滞在時間は、半日とかだった!
しかも、寝坊して、3時間位しか観光の時間がなかったワタシ。
本当に、道端にゴミが落ちていないかの確認と、
マーライオンだけ、訪れることはできたかな。

4つ目の寄港地は、セイシェルという国。
シンガポールから、1週間後位の、1月13日に到着。
またまた、全く知らない国だった。
地図を見たら、インド洋に浮かぶ、点、位の小さな島。

こんなところに行ったんだねーと自分でもびっくり。

海は沖縄みたいに綺麗で、寄港地の町からビーチに行くのに、
トラックの荷台に乗せてもらって行った記憶がある。

誰かが乗せてもらっているのを見て、私も便乗したような感じ。
ピースボートってそういうところが面白かった。

この町で買った、パレオは、まだ自宅にあって、
ベランダの日除けにしたりしている。
20年物だ!

大したことはしていないけど、
19歳の私には、とても刺激的な船旅の前半。
そのうち、バックパッカーで1人旅もしたかったし、
1人旅の練習にもなったかな。

でもやっぱり思う。
こういうハードな旅は、40歳を目の前にした今、
また出来るとは思えない。
最近は、飛行機や新幹線も、正直怖かったりする。

19歳の自分は、
アラフォーの自分を想像することもなかったけど、
やりたいことは、やりたいと思った時に、やるのが一番、
という結論です。

もし、自分の子どもが、
「ピースボートに乗りたい」と言ったら、
とても心配はしてしまうだろうけど、
送り出せる人でありたい。

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