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東京都現代美術館へ、やっと行けた。
おはようございます!
定職は、4月一杯で終わり、晴れて、自由の身です!
GWは、子どもと過ごして、先週からは昼間は自分のこと自分のこと。
・TBS(確か)の株主優待でもらってたトルチャのトライアルが、5月末迄だったので、申込みして、5月は集中してオンライントレーニングする!
・久しぶりに株式投資を動かしたみたり。
・家計簿をじっくり振り返ってみたり。
・noteを更新したり。
・PTAの引き継ぎをしたり。
・読書もして。
・お気に入りのお店でゆっくりランチしたり。
・audibleのトライアル期間あったので、申込して、
高橋一生さんのナレーションで話題だった、村上春樹さん小説を耳読したり。
仕事を辞めても、やること一杯です。
そして、行きたい美術館があったので、遂に行ってきました!
東京都現代美術館です。
清澄白河駅が最寄りで、都心から少し離れているからかな、
平日の朝イチ、10:00の開館と同時に入ったけど、
とても空いてました!!
現代美術だから、空いてるってのもあるかも。
以前、ガウディ展に行った時は、平日でも混んでたな〜。
ところで、東京の美術館って、名前似てないですか??
東京都現代美術館だの、東京国立近代美術館だの、国立新美術館だの。
国や都が運営しているから、しょうがないのかなあ。覚えずらい!!
で、東京都現代美術館、10:00の開館前に着いたのですが、
隣りが木場公園って大きめの公園で、ぐるっとお散歩して、
開館を待ちました。
そして、晴れた日がおすすめです!!
美術館のロビーはとても広くて、自然光が気持ちいです。
今回は、企画展2つと、MOTコレクションの全てが鑑賞出来る
2,300円のチケットにしました。
観たい企画が目当て、というより、この美術館に行ってみたい、
が目的だったので、企画展の内容は、あまり事前情報なしでした。
でも、午前中に鑑賞した、こちらの展覧会が、素晴らしかったです。
アイヌの子孫の方のお話や、在日韓国人の2世や3世の方のお話、
聴覚障害を持った人のコミュニケーションのお話、など、
様々なバックグラウンドを持った人々の「言葉」「言語」がキーワードの、
展覧会でした。
中でも、私が心を動かされたのは、聴覚障害を持った、
南雲麻衣さんと、そのお母さんとの、食卓での会話の映像でした。
麻衣さんは、生まれた時は聴力があり、幼少期に聴力を失い、
7歳で人工内耳埋め込み手術を受けたそうです。
小学校はろう学校ではなくて、聞こえる人が大多数の、
一般の小学校に入学したそうで。
麻衣さんと、お母さんの会話の中で、
麻衣さん:
「普通の小学校へ行って、先生が何かをしてくれるわけじゃないし、
不安が一杯だった。」
お母さん:
「それは、特別扱いはないよ。でも、普通の学校が受け入れてくれただけでも、
すごい事だったよ。」
麻衣さん:
「でも、私は不安だった。中学になって、私の耳が聞こえずらいこと、
初めて知った人もいる。小学校からずっと一緒だったのに。」
お母さん:
「ろう学校に行った方が良かったのか、今でもわからないよ。」
インクルーシブ教育って、今は当たり前のように言ってるけど、
当事者がどう思ってるのか、どうしたいのか、
そこが1番尊重されるべきところだな、と改めて感じた。
でも、お母さんはお母さんで、その時出来る最大限の選択をしたのだと思う。
夫の兄がさ、もう40過ぎてるけど、今で言うグレーゾーンの子どもだった
みたいで、義理母は、地元の高校ではなくて、特別支援学校に進学させたそう。
当時はそれが、子どもにとっても、最良の環境だと思って選択したそうだけど、
大人になって、仕事を始めた頃に、子どもから言われたのは、
「特別支援高出身だと、履歴書に書いたら全然仕事が決まらない!」ということ。
難しいね。
子どもの意見を尊重したい、でも、子どもは子どもだから、親が選択する場面も、
もちろんあるわけで。
1つの方法としては、一度選択したことでも、子どもの様子を見ながら、
軌道修正をしていくことかな。
私が、この展覧会で、南雲麻衣さんとお母さんの会話を聞いて、
考えたことでした。
最後までお読みくださり、有難うございます!!
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