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わたしと彼のはなし

こんにちは、タニシです。
勝手な備忘録として、わたしと彼の話をここに記しておこうと思います。

彼と出会ったのは2023年の6
彼が大町市の地域おこし協力隊の面接で大町を訪れた日のこと。
緊張していた彼は、何か飲み物か食べ物を身体に入れようと、商店街沿いのカフェを訪れました。
わたしはそこで働いていました。
「これから地域おこし協力隊の面接を受けるんです」
「へーそうなんですか。頑張ってください」
そんな会話をしました。
ちなみに彼はその日鞄を忘れていったので、2時間後くらいにもう一度カフェを訪れました。それで記憶に残っていたのかと思います。

わたしはその後、「あの人面接受かったのかな〜」とか少し気になっていました。
その後、無事に面接に合格した彼は、その心配性な性格から、いろいろなイベントに顔を出していました。
地域おこし協力隊の任期は3年間。3年後にほっぽり出されるのを心配して、いろいろなところに顔を出してなんとか人脈を広げようとしていました。
ソヨソヨマルシェ(池田町)、つむぎ市場(ふらフェス)、温泉郷の花火大会など、ところどころで彼と出くわすようになりました。
2024年の3月末。あるイベントで彼と会って、会話の流れでインスタを交換しました。わたしはその頃プライベートで色々あって、気持ちの整理も含めて、noteの更新を頻繁にしていました。そのうちの2つに彼がリアクションをしてくれました。(ちなみに、ひとりでいることと、みんないろいろ抱えて生きていたりするの2つです)

「もし宜しければ、いつか日帰りでテキトーにどこか行きましょー。何も気にせず楽に」

そんな感じで、2人で群馬に行きました。→ちなみにこの時の
今から考えると初めて遊ぶのに県外へ行くってなかなかですよね 笑

わたしは多分ひとりがすごく向いているタイプで、人に気を遣ってしまうので、誰かと出かけた後は疲れ切ってしまうのですが、彼とその日出かけた後は全く疲れませんでした。
ペースがほとんど一緒だったからなのかもしれません。


話していくうちに、共通点が多いこともわかりました。
富山出身の彼と、大学時代富山に住んでいたわたし。
スキーや書道などの習い事をしてたり、ひとり旅が好きだったり。
アートに関心があったり。
逆に、文系と理系、感覚派と理論派、寒いのが苦手、暑いのが苦手、などの正反対な部分もあります。

※余談
わたしがツボだったのは、
2回目に遊びに行ったとき、夕飯で入ったお店でのできごと。
菜の花と桜エビのクリームパスタを頼んで、おそらく忘れられてて全く料理が運ばれてこなかったんです。色々話していたので待っている時間は全く苦じゃなかったのですが、1時間半くらい来なかったので、流石にと思って
「これ、あれですね。もしかしたら桜エビを獲りに行ってるのかもしれませんね」
とふざけて言ったら、
「〇〇県沖にしんかい6500で獲りに行ってるのかもしれないね笑」
って彼が返して。
「日常会話でしんかい6500ぶっ込んで来ないで笑」
としばらくツボに入ってました。
しんかい6500って日本で一番深いところまで潜れる潜水調査船なんですけど。マニアックだなあと思って面白かったです。

そのあとは、富山に行ったり、岐阜に行ったり、静岡に行ったり北海道に行ったり。旅行好きな彼にいろいろなところへ連れていってもらいました。
基本的に行動範囲が狭いインドアなので、ひとりでは見られない景色を見られたり体験できたりして、すごく楽しかったです。
そしてやっぱり疲れない。これはわたしの中では本当に不思議な経験でした。

彼は大町でカフェを作ることを目標にしていました。わたしも、以前からほんのりブックカフェみたいなカフェが開けたら良いなあとか思っていたりもしました。
そのあとしばらく話をして、カフェを母体としたコミュニティスペースを作りたいという目標ができました。
電車の待ち時間を潰せる場所、ひととひととが出会える場所、情報交換ができる場所など、2人が思うこういう場所があったら良いなを広げていきました。
そして、いろいろなタイミングが重なって、知り合いから物件を貸していただく目処がついてきました。
地域おこし協力隊の任期が終わる2026年オープンを目指して、2人で試行錯誤していくことを決めました。
今は準備の真っ最中。2人でなんとか頑張っていこうと話しています。幸せなことに、応援してくださっている方が周りにいるので、皆さんと協力しながら進めていけたらと思います。

はじめてのことだらけで不安ではあるのですが。
どんなことも楽しんでいきたいです。
どうか暖かく見守っていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。




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