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群馬県へ行ってきました【富岡市 R6.4.26 Fri】

4月の末に日帰りで群馬へ行って来ました。
高校生の頃に一度だけ高崎を訪れただけだったので、ほぼ初めてのようなものです。
今回は富岡市を中心に回りました。


妙義神社

まず向かったのは妙義神社(群馬県富岡市妙義町)。
朝7時に長野県大町市を出て、9時頃に到着。

晴れていて気持ちの良い天気でした。

枝垂れ桜?

駐車場からすぐの石段を登っていきます。

木々の奥に見える総門が雰囲気あって良い感じ。

妙義神社の御祭神の皆さまはこんな感じです。
日本武尊(やまとたけるのみこと)、豊受大神(とようけのおおかみ)、菅原道真公(すがわらのみちざねこう)、権大納言長親卿(ごんのだいなごんながちかきょう)。

妙義神社は奇岩・奇峰の山容で知られる妙義山の東山麓に所在し、
山岳信仰の場として栄え、かつては波己曽神と称していたという。
創立は欽明天皇の代と伝えるなど諸説があり、祭神として日本武尊などを祀る。
中世の状況を示す確かな史料に欠き不明な点が多いが、中世までには神仏習合が計られたようである。  
別当である白雲山高顕院石塔寺は寛永14年(1637)に中興の祖と伝わる長清法印が入院し、上野東叡山寛永寺の本末となる。
長清法印は寛永寺の塔頭・元光院の初代住職を勤めた人物である。
以来江戸期を通じ輪王寺宮御神祭の神社となった。
当時石塔寺は末寺2ケ寺、専中3ケ寺、門徒7ケ寺を有していた。
江戸中期になると現内全域を整備する大造営が始まり、この造営により、現在見られる境内がほぼ形成されたと考えられる。
明治時代に入り、神仏分離に際して石塔寺は廃寺となり、境内は全て神社に帰した。
明治5年に社格は郷杜となり、昭和9年に県杜に昇格し、現在に至っている。

妙義神社 公式サイト
https://www.myougi.jp/yuisho.html

妙義神社本殿・幣殿(へいでん)・拝殿、唐門(からもん)、総門、附、神餞所(しんせんじょ)などが国指定重要文化財
波己曽社社殿(旧妙義神社社殿)、随神門、袖廻廊、銅鳥居、石垣が県指定重要文化財、
南・東・北社務所及び御殿などが市指定重要文化財
に指定されています。

本殿・幣殿(へいでん)・拝殿。権現造らしい

権現造
神社本殿形式の一つ。本殿と拝殿とを、石の間または相あいの間でつないだもの。平安時代に始まり、桃山時代から盛んになった。日光東照宮本殿がこの例。石の間造り。八つ棟造り。

https://kotobank.jp/word/%E6%A8%A9%E7%8F%BE%E9%80%A0-67161


装飾めちゃくちゃ格好いい
波己曽社社殿(旧妙義神社社殿)

総門の前に風鈴が吊るしてあって、風が吹いたらとても心地良い音色が鳴っていました。

綺麗な音色

妙義神社は登山ルートの入り口にもなっているらしく、
帰りがけにはトレッキングとかランニングをしに来る地元の方たちとすれ違って、地域の方たちに愛されている場所なんだなと思ったりしました。

富岡製糸場

次に向かったのは富岡製糸場(群馬県富岡市富岡)。
日本で初めて設立された本格的な機械製糸工場です。
建物の多くが国宝や文化遺産であり、2014年には”富岡製糸場と絹産業遺産群”という登録名で世界文化遺産※に登録されました。
※富岡製糸場の他に、田島弥平旧宅、高山社跡、荒船風穴によって構成されています。

昔から養蚕が盛んだったこの地に、明治5年、生糸輸出に近代国家建設への活路を見出した政府は、西洋の先進技術を導入して器械製糸のモデル工場を設立します。その一翼を担った工女たち。近代的な大工場で働くという女性の新しいライフスタイルの始まりでした。
民営化後、経営のバトンを引き継いだ人々は誇りと気概を持ち、ひたすら質の良い生糸を能率よく大量生産するために革新を続けます。

富岡製糸場公式サイト
https://www.tomioka-silk.jp/_tomioka-silk-mill/
入り口

入館料は大人1000円、高校生・大学生250円、小学生150円。

チケット

そしてとにかく広いです。敷地面積は55,391.42 m²。全部見て回るとなると、1時間から2時間は余裕でかかりそうでした。

マップ 富岡製糸場公式サイト
https://www.tomioka-silk.jp/_tomioka-silk-mill/
展示室

富岡製糸場ができるまでなどの資料が展示されています。右奥のスペースでは映像も流れていました。

世界遺産登録認定証(複製品)

世界遺産登録認定証が展示されていました。複製品とのことですが、初めて見たのでとてもテンションが上がりました。(地味に世界遺産検定2級を持っていたりします)

桑畑
ブリュナエンジン復元機

ブリュナエンジンについて
富岡製糸場の建設は、1871年、フランス人指導者ポール・ブリュナの計画書をもとに始まりました。
ブリュナエンジンは富岡製糸場が創業した1872年から約50年間、繭から生糸を作る繰糸機の動力源として使われました。 名前の由来は、ポール・ブリュナがフランスから輸入したことからとされています。

西置繭所
鉄水溜

鉄水溜
水を溜め置くことによって軟水化させ、繰糸に適した水にしていました。
近くで見るとかなり大きいです。

当初はレンガ積みで作られましたが、水漏れが激しくその後(1875年明治8年竣工)鉄製で造られました。 日本で現存する鉄製構造物では最古級と言われています。
輸入された鉄板を横須賀造船所の関連施設(横浜製造所)で基本的な造作が行われ、組み立ては富岡製糸場内で行われたと言われています。 組み立ては造船の技術のリベット接合が用いれれています。
直径15.2m 深さは最深部で2.4m有り約400t(3.762㎥)もの水を溜めることができました。 2006年に国の重要文化財に指定されています。

https://www.silkmill.iihana.com/building/ironpool.php
繰糸所

繰糸所

繭から糸を取る作業が行われていた建物です。長さ約140mの巨大な工場で、創設時にフランスから導入した金属製の繰糸器300釜が設置され、世界最大規模の器械製糸工場でした。小屋組みにトラス構造を用いることで建物の中央に柱のない大空間を作り出すことが出来ました。

https://www.tomioka-silk.jp/_tomioka-silk-mill/guide/building.html

かなり広々とした空間です。通路を挟んで繰糸器が左右にずっと並んでいます。壮観でした。
当時は電灯が無かったため、窓が大きく、自然光を取り込めるようになっています。

フランス式操糸器のレプリカ

満喫しました。
スタッフさんにお話が聞けたりと、楽しかったです。団体のツアーで来られた方もいて、賑わっていました。
入館料1,000円は安い気がする。もっと取っても良いです。

近くのカフェでお昼を食べました(カフェ ドロームさん)

群馬サファリパーク

次に向かったのは群馬サファリパーク(群馬県富岡市岡本)。サファリパークは初めてだったので少しドキドキしました。

入館料は大人(高校生以上)3,200円。

それでは入ってみましょう。

エランド
ライオン。寝てる
チャップマンシマウマ。シャッターチャンス
お休み中

アフリカゾーン、日本ゾーン、ウォーキングサファリゾーン、アジアゾーン、アメリカゾーン、トラ・ライオンゾーンの、6つのエリアに分かれていました。
普段目にできない動物たちがたくさんいて面白かったです。ただ、みんな疲れ気味でした 笑

一通り回って、中のふれあいパークへ。

レッサーパンダ

ちょうどタイミング良く、レッサーパンダの餌やり体験を見ることができました。毛がふわふわしていてかわいい。枕にしたい。

モルモット

モルモットとのふれあいチケットを購入しました。
目がキラキラしていて可愛かったです。


そんなこんなで、群馬旅でした。
隣県だけどあまり行ったことが無く…。今回行けて良かったです。

それではまたお会いしましょう、ではまた!

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