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中古ノートパソコンのその後:新品ノートパソコンとのコスパ勝負!?

1.はじめに

今年の8月に中古のノートパソコンを購入した顛末をnoteで公開したところ意外な反響がありました。記事を読んだライター仲間から「その後中古パソコンの調子はどうなの?」といった質問をされることがあり、何気に皆さん中古パソコンに関心があるようです。

新品パソコンとの選択で悩みに悩んだ末、購入した中古ノートパソコン。使い始めからまもなく4か月が経過します。

この記事では、中古パソコンの購入から4ヶ月が経過した時点での状況を報告し、新品パソコンとのコスパ比較を通して、中古パソコンの魅力とリスクについて考察します。

(↓↓↓前回記事はこちら↓↓↓)
https://note.com/tangstream/n/ncb5a23235673?sub_rt=share_pw


2.中古パソコンは絶好調

結論を先に言ってしまうと、中古パソコンは4か月経過した現在も絶好調。強力なビジネスツールとして大活躍しています。

まず、4か月の間に発生した不具合二件をレポートしておきます。

(不具合①)10/25 21:00頃 パソコンを起動したところ、無線LANを認識せずインターネットにつながりません。パソコンは正常に起動していますが、タスクバーに無線LANのアイコンが表示されません。
ルーターの障害を疑い、別のパソコンとスマホを使い確認しましたが、問題なく通信できる状態でした。

一瞬「これは、ついにきたか!故障かー!?」とかなり焦りました。なにせこの時点では購入から二か月しか経っていません。
気持ちを落ち着け、とりあえずパソコンを再起動したところ、今度は問題なく無線LANを認識。ブラウザを立ち上げ普通にインターネットに接続できました。

しばらくの間、気にしながら使っていましたが、無線LANを認識しなかったのはこのとき一度だけで、そのあと二か月以上経ちますが一度も再現していませんし、インターネット接続状況、動作とも良好です。今回の事象については、偶発的なものであり、不具合ではないと結論付けました。

(不具合②)11/10 20:00頃 ワイヤレスマウスが動かなくなる。マウスの電池を交換すると無事に解消。ただの電池切れと判明しました。

それ以外は今のところ不具合や故障はまったく発生しておらず、4か月経過した現在も、バッテリーの劣化はなく、購入当時と変わらず「フル充電で約4時間の連続使用」ができています。

購入当初は「最悪、半年もってくれればいい」と割り切って購入を決断した経緯でしたが、この調子なら問題なくクリアできそうな気がしています。

とはいえ油断は禁物。中古パソコンであることを忘れてはなりません。昨日まで元気でも、今日突然不具合が発生するかもしれないのです。

4か月経過しても快適そのもの

3.新品パソコンとのコスパ比較ルール

結果的に中古パソコン選択は正解だったのか否かをはっきりさせるために、あのとき(4か月前)新品のノートパソコンを購入した場合と比較して、どちらがコスト的に優れているかを比較することに。

【中古 VS 新品 コスパ対決ルール】

取得価額:
・新品パソコン:250000円(購入直前までいったときの見積金額)
・中古パソコン:20800円(実際の購入金額)

①3年間の月平均コストで比較
②対決期間中の修理および買い替え費用は全額加算し再計算
③新品は実際に購入していないので、3年間無事に使用できた前提で月平均コストを計算(25万円/36=6944円)

ちなみに、新品パソコンの3年間の根拠は、単純にこれまでの買い替えサイクルに合わせました。新品ですから、よほどの外れを引かない限り、3年を超えて使用できる可能性は十分あります。しかしながら、昨今の技術革新やトレンドの変化などを考慮すると、3年使えば新しいパソコンに買い替えざるを得なくなるのが実情です。

4.4か月経過時点のコスパ(1か月あたりの金額)比較は?


それでは、中古パソコン購入から4か月経過時のコスパ比較の結果発表です!

  1. 新品パソコン:6944円(3年間固定)

  2. 中古パソコン:5200円(購入金額÷使用月数)

このとおり、4か月目で早くも新品パソコンを上回る結果となりました!

しかしちょっと待ってください。これで勝敗が決したわけではありません。
このあと、いつ故障して修理が必要になったり、あるいは致命的な不具合で使用不能にならないとも言い切れません。

そのような事態が発生した場合、修理や買い替えにかかった費用を当初の取得価額に上乗せして再計算する必要があります。

例えば、もし中古パソコンが6か月経過時に不具合が発生し、3万円の修理費用が発生したとします。
その場合、(20800+30000)÷6=8467円 となり、新品パソコンに逆転されてしまうのです。もちろん、新品パソコンが故障することもあり得るでしょう。新品パソコンに修理費用が発生した場合も、同様に再計算されることになります。

したがって、現時点では中古パソコンがリードしているものの、常に逆転する可能性があるわけです。

ただし、新品パソコンは延長保証を含めて3年間の保証期間、中古パソコンには半年間の無償保証がついているので、保証の対象となる故障であれば修理費用は発生しません。

5.まとめ 勝負の行方は?


この勝負の結果は3年後、つまり2027年7月までわかりません。今後も数か月毎、あるいは「中古パソコンに重大な不具合が発生した場合」などに、コスパ対決の記事を書きたいと思います。一体どのようなドラマが待っているのでしょうか。

最後になりますが、中古パソコンには当たりはずれのリスクがあります。今回の記事で、中古パソコンを無条件に推奨するものではありませんので、あくまでも参考としていただければと思います。
中古パソコンの購入を検討されている方は、この記事が少しでも参考になれば幸いです。


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