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共感のために大切にしていること 〜現場・現物・現実とユーザーの心の中〜
こんにちは。Tangityのデザインマネージャー、Tomiです。今日は私のチームで大切にしている共感のプロセスについてお話します。
デザインプロセスにおける「共感」
Stanfordのデザインプロセスでも、ダブルダイヤモンドのデザインプロセスでも、一番最初に出てくるのは、「共感」というプロセスです。
私は、このプロセスが大好き。もはや趣味と言ってもいいかもしれない。
もともと、高校生くらいから通学中に人間観察をするのが好きで、人の行動や変化を日々観察していました。今では男性の歩き方を見るとおおよその性格がわかるくらい観察しまくっています。
また、小学生高学年くらいから地元でボランティア活動をしていたこともあり、周りの人がどんなことに困っていて、どんな手助けを必要としているか、自然と観察して考える習慣がついていました。
当時は趣味の世界でしたし、入社時はシステムエンジニアだったためあまり役にも立たないスキルでしたが、入社十数年にして今改めてこの行動がいかに大切かを痛感しています。
日本には昔から共感プロセスがあった
デザイン思考のアプローチとして「共感」が知られるようになりましたが、実は日本には昔から「現場・現物・現実」という言葉があります。
これ、「共感」のプロセスの真髄を得るために必要なコアステップそのものなんです。
三現主義とは、「現場」「現物」「現実」の3つの「現」を大切にする考え方のことをいう。「現場」に足を運び、「現物」を直接手に取り、「現実」を見て確認した上で、問題解決を図ることが重要という考え方である。
そして、デザイナーとして現場に向かう時に調査することは2つあります。
そこで何が起きているのか、偏りや曇りのないまなざしで現状を把握すること
そこにいる人々がどんなことを感じ、考え、想っているかを把握すること
業務コンサルタントが現場に向かうことと、デザイナーが現場に向かうこととの違いは、上記の2点目、人を人として扱い、その感情や価値観にまで寄り添うことです。
特にNTTデータはデジタル技術を使うことが多く、既存の空間や文脈に影響を受ける環境下でサービスを提供することが多いです。例えば、同じInstagramを使うシーンでも、休暇中のハワイで投稿する場面と、仕事でトレンド把握するためにチェックする場面と、利用の仕方や時間、気持ちが全然違うと思います。そういった利用文脈や環境が与える影響もしっかり把握した上で、最適なサービスをデジタル技術も活用しながら提供してこそ、きちんと価値を届けられると考えているのです。
さぁ、現場に向かおう!
ということで、私のチームでは、現場に向かうことを良しとしています。ご支援の機会が見えてきたら、イチユーザーとしてその店舗に出向いたり、商品を見に行ったり、体験したり。プロジェクトとして正式にスタートしたら、オフィシャルにお客様と一緒にフィールドワークをしたりもします。
デジタルを活用するからこそ、手触り感や気持ちを大切にサービスを作りたい。
そんな想いで、日々現場に向かい、プロジェクトに取り組んでいます。
もし、このように共感を大切にするTangityにご興味を持っていただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。
ご相談も、ご応募も、Welcomeです。
以上、Tomiでした。
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