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ミラノ工科大学主催  Advanced Service Design Methodsへ参加してきました


こんにちは。NTTデータのデザイナー集団「Tangity」で、サービスデザイナーをしている加藤光です。
2月17日〜19日まで3日間、ミラノ工科大学主催のAdvanced Service Design Methodsに参加してきました。
入社2年目からコンサル部に異動し、約2年間サービスデザインやコンサル案件に携わってきた若手社員の目線から、今回のプログラムに参加した目的や期待していたこと、どのような学びが得られたのかをシェアしていきたいと考えています!
サービスデザインに興味を持っている方や、これからプログラムに参加したいと考えている方の参考になれば幸いです。


①3日間のプログラム概要

 
Day1-Day3までの3日間で、AMにインプットの講義があり、PMにグループワークで実践するという流れでした。
Day1では、現状サービスを分析した後に、ユーザーがサービスを利用する際のカスタマージャーニーを描き、ユーザー体験におけるペインポイントを特定し優先順位づけました。

Day2では、まず、Day1で特定したペインポイントに関する2つの要因を選定し、それを元にマトリックスを作成し、ソリューションを発散します。
そして、各ソリューションを顧客と企業の観点からなる評価軸で評価し、点数の高いソリューションを選定しました。
さらに、ステークホルダーマップを作成してサービスに関わるステークホルダーを洗い出し、ToBeのカスタマージャーニーを作成しました。



Day3では、Day2で作成したToBeのカスタマージャーニーやステークホルダーマップをもとにサービスブループリントを作成し、サービスの複雑性や導入に必要なシステムについてチームで議論し、可視化していきました。Day3の最後に、チームごとに英語でプレゼンを行いました。

②プログラムに参加した目的と学んだこと


これまで、ユーザーリサーチやシナリオ作成、コンセプト策定、ユースケース創出ワークショップなどを中心に経験してきたのですが、特定のサービスについて現状分析〜課題特定〜ソリューションの創出・選定〜ジャーニー・サービスブループリント作成という一連の流れを実践的に習得したいと考え、本プログラムに参加しました。
また、英語でグループワークやプレゼンする経験を通じて今後のキャリア形成にも繋げたいと考えていました。
 
実際に受講して、3日間でインプットとアウトプットを毎日繰り返しながら、1つのサービス改善にグループワークで取り組むことで、手法を知るだけでなく、その手法をどのように用いればアウトプットの質が最大化されるのか、検討する際のポイントは何かというところまで実践的に習得することができたと感じています。
また、英語でのプレゼンは、原稿を見て完璧な英語を読み上げるよりも、何も見ずに自分の言葉で伝えたほうが伝わるということや、強調したいポイントを精査して強弱をつけて伝える工夫をすることが重要だと知ることができ、この学びを活かして今後もこういった機会があれば積極的にチャレンジしたいというマインドになりました。
 
サービスデザインやグローバルに興味を持っている方にとてもおすすめのコースだと思うので、ぜひ参加してみてください!
 

③デザイナーさん大募集


現在Tangityではデザイナー職を積極的に採用しています!サービスデザイン、UXデザインのクライアント業務の経験がある方、ぜひ私たちと一緒に働きませんか?募集要項など詳細はこちら。お待ちしております。

④インスタグラムやってます!


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