複数の男女による支配【2】
駅に着くと3人の男達は既に到着していた。
本当に麗美が好意を抱いた男だけあり、3人全員がイケメンだった。
【麗美】『ごめんねー!こっちまで来てもらっちゃって!あたしの友達の、みつきと楓』
私達は『こんにちは、初めましてー』と軽く頭を下げながら挨拶した。
男達の中の1人が
『初めまして!麗美ちゃんと仲良くさせてもらってる優斗って言います!こいつが翔でこいつが一樹です!みつきちゃん、楓ちゃんよろしくね』
【優斗】と【翔】と【一樹】
【優斗】はどちらかというと、ジャニーズ系。
スタイルも良く、まさに麗美の好みの男。という感じだ。
【翔】はどちらかというとイカツイ男だった。
流行りのバーバーカットとでも言うのだろうか。ピシッとキマった七三分けで首にはタトゥーが入っている。
【一樹】も優斗と同じような雰囲気だった。
優しいイケメンといった印象で、背が一番高かった。
私は(この中だったら優斗は麗美だから…翔かなー…)と見当を付けた。
殆どの女はこうしてファーストインプレッションで見当をつける。
この後、トイレなどで被らないように女同士で会議するのだ。
【優斗】『じゃあここで話しててもあれなんで、とりあえず場所移動しよっか?』
【麗美】『まだお昼だけどお酒飲みたーい』
【翔】『麗美ちゃんそれ良いねー!飲も飲も!』
【私】『久しぶりのお昼からのお酒っ!』
私達は駅から近くの居酒屋に入って、改めて自己紹介と乾杯をした。
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