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パリのお花屋さんが仕入れに通う「ランジス花市場」
パリ郊外にある「ランジス市場」をご紹介します。
私は留学中に2度ランジス市場に連れて行ってもらいました。
その前にも一度来たことがあって、何度来ても見ていて楽しい活気のある場所です。
パリに到着して、まず参加したヴィジットなのですが
ランジス花市場視察&資材購入ツアーというとっても贅沢なプランでした。
ランジス市場ってどんなところ?
ランジス市場は、世界最大級の市場と言われていてパリ郊外にあります。
私たちツアー参加者は、パリからメトロで集合場所の駅まで行き、そこからバスに乗ってランジス市場へ向かいました。待ち合わせた駅名は忘れちゃいました。
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とてつもなく広大な敷地内に、生鮮食品や果物、花、資材など建物ごとに売り場が分かれていて生花棟に向かう前に、青果棟へも連れていってもらいました。
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まだまだ写真は撮りましたが、現地に行ってからのお楽しみということでこの辺にしておきましょう。
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そして生花棟へ。
日本の花市場と規模が全然違いすぎて驚きました。
東京の花市場も大きいと聞いたことがありますが、私が行く大阪の花市場とは桁違いの広さです。
オランダからやってくるお花たちは、バケツのまま茎が水に浸かった状態で入ってくるので鮮度が良いとのこと。
日本では、箱に入れて運ばれるので切り口は乾いた状態に、一旦寝かせたような状態で入荷してくるのでそこが少し違うんですね。
売り場が少し分かれていて、中にはフランスの花農家さんの専門店もあります。バラを専門に扱うお店だったり、フォイヤジストと呼ばれる、枝ものやグリーンしか取り扱わないお店だったりそれぞれに個性があるようでした。
ディスプレイもスタンドによってさまざまで、あるお店では花別・色別にお花の高さも揃えられ几帳面にバケツが並べられている。またあるお店では、もうちょっと整頓したら?と思ってしまうほど雑多に並べられたりしていました。
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日本の花市場では黒バケツが主流です。白いバケツが何だか目に新鮮で値札ですらおしゃれに見えるのは私だけでしょうか?笑
日本の花市場と比べると
こうして花市場を巡ると出回っている切花は、規模こそ違えど日本とそこまで変わらないような気がしました。
ただ枝物やグリーンの種類は専門店があるくらいにフランスでは主流に多く取り入れられているということです。
パリスタイルの流行のデザインとしてシャンペトルが人気ですが(今はどうなんだろう?)グラミネと呼ばれる(=フランス語で草を意味する)イネ科の植物がシャンペトルスタイルを作る上では欠かせません。
今では日本でもパリスタイルを取り入れているフラワーデザイナーやフローリストが多く存在するので、需要に合わせて仲卸のお店でも品揃えが増えて変わってきたように感じています。
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生花棟を見学した後は、資材が販売している建物へと移動しました。
花器、リボン、バスケット、雑貨などいろんなものが売っていました。
当時の写真を見返していて気づきましたが、日本で今たくさん見かけるものが一足先にフランスで出回っていました。
写真のクリスマスのオーナメントとか、私も買って帰ればよかったな。
おわりに
おそらく登録証か許可証のようなものが必要になり、なかなか個人では行けない場所になるので、フランスに行ったら現地ツアーに参加するのがおすすめです。花仕事をしていなくても、ランジス市場はとっても見ごたえのある場所なのでぜひ行かれてみてください。
いろんなところでツアーが組まれていると思うので、自分にとって良さそうなツアーをぜひ探してみてくださいね。
私もまたパリに行ったら、由美さんのツアーに参加しよう。
アクセス
4 Quai de Lorient, 94150 Rungis, フランス
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