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北海道からDMPランキングに夢見た話

はじめまして。
この記事に興味を持っていただいてありがとうございます。

普段は北海道でデュエルマスターズをしているたねばく(@tane2000_)と言います。

初めてのnoteなので読み辛かったり誤字脱字等あるかもしれませんが日記みたいなものなので大目に見ていただけると助かります。

本題ですが、この記事はDMPランキングのルール変更※の影響で数を重ねれば重ねるほど有利になるルールから若干の緩和がされたのでは?ということで北海道からも全国大会を目指せるのではないかと夢を見た人間の書き置きです。

※今までは出場して獲得したCSのポイントが全て集計されていたが、今回2024年度上期からは週の中でポイントの高い2つのみが集計されるようになったため、理論上は平日CSがほとんどない地域でも土日に高いアベレージが出せれば周りと変わらないポイントを獲得できる


1.ランキングを頑張ろうと思ったきっかけ

2024DMGP1st-Day2チーム戦で北海道からtakiとえむつーが準優勝で全国大会を決めたこと。


シールドトリガーからホーガンブラスターを唱えるえむつー


聖魔連結王ドルファディロムが着地


この顔である

やはりこのシーンが印象的な人も多いんじゃないでしょうか?
自分はホテルに戻って見てましたがもちろん叫びましたし、この試合の3本目のカラクリバーシ1点ブレイク獅子王の遺跡でも叫んでました。ごめん隣の部屋の人。


全国大会出場を決めるtaki選手、えむつー選手、あーくん選手

余談ですがあーくん選手の「蒔かぬ種は生えぬ」は毎回読むほど好きだったのでtakiとえむつーが全国を決めたことが嬉しかったのと同時に当時は話したこともありませんでしたが密かに憧れていたあーくん選手が全国を決めたのも個人的に嬉しい瞬間でしたね。

相対的にマイクが大きい

GPの次の日はデュエマをせずに一人で千葉の自然公園とか見て回ってたんですが、その最中もずっと(いや、昨日のGPの余韻が抜けない、デュエルマスターズ、したすぎる)になってました。

デュエルマスターズの全国大会はめちゃくちゃ出てみたいけど、正直なところ(ランキングで行くのは夢のまた夢だし、GPとかエリアとかは本当にカードゲーム上手い人間が勝ってて自分なんかが勝つのは無理すぎる。全国大会は見て楽しむもんだ)みたいな思考がずっとどこかにあって(というか今もまだある)

ですが、今回takiとえむつーが全国を決めたことで「自分も全国大会に行きたい」と真面目に思うようになり、なんとか全国大会に行く方法はないかを考えたところ、

今回ランキングの制度が変わったことで(もしかしたら北海道で土日ある程度勝ちながらめちゃくちゃ運良く4.8倍とか6倍とかで勝てればワンチャンあるんじゃない?遠征を4.8倍と6倍に絞ればお金もそこまでかからずにワンチャンを掴みに行けるのでは?)という考えから今回2024年度上期のランキングを頑張ってみようという結論に。

まだ今回のランキングに切り替わってから初のランキングで最終的にボーダーがどのようなポイントになるのかはまだわからないし、ワンチャンスあるならばとりあえず一旦やってみようということで実行してみることにした。

2.とりあえず動くか

元々GPが終わったらデュエルマスターズもやりつつその時話題だったワンピとかドラゴンボールとかもやってみようかな~なんて思ってたんですが北海道で毎週末CSに参加しつつ4.8倍や6倍がある時は遠征しよう、なんて考えてるやつがドラゴンボールとかワンピとかやる時間あるわけもないので応募してたフラシとアルバトの当落を見ずに全キャンセル。

そもそも複数のカードゲームを同時に上手くなれるほど器用じゃないしカードゲームそのものが下手な方なのでデュエルマスターズ1本へ。

社会人1年目を終えて2年目に突入したばかりの自分の貯金と相談し、通帳口座からギリギリOKを貰えたので北海道に帰ってから4.8倍CSを調べ、その日程の飛行機を調べ…
この話は次の章で詳しくします。


空港でエンカウントした野生のえむつー

当時の自分はめちゃくちゃ運よく4.8倍CS2回くらい優勝出来て北海道でもそこそこ勝てたら全国いけるんじゃね?みたいな楽観的な考えではありました。

正直なところ「制度変わったランキングだとどれだけ強い人でもめちゃくちゃにポイント稼ぐのは難しいでしょ」という風に考えてて、月5000取るのも難しそうな制度だし最終的にボーダーは20000行かないくらい?なんなら月3000位で18000くらいか?程度の甘々認識でのスタート。

3.遠征の仕方とか、遠征先での交通費とかの話

まず自分は普通に会社員なので遠征の仕方を考えないとな~と

4.8倍CSに参加するために土日遠征するのであれば、どうせならその前日や次の日は等倍や2.4倍CSに参加&ハシゴするのが理想。
なので金曜日に仕事終えてそのまま空港に行き新千歳空港から成田空港へ。

成田空港は交通機関も都心部までの時間もかなり終わっているので飛行機が遅延したら到着したはいいもののホテルに行けない(タクシーを使うか成田の近くに泊まるしかない)みたいなことが起こりますが、羽田にすると飛行機代が倍くらい違うので貯金の関係で成田空港を使ってました。

実際何回も飛行機のトラブルに遭い、土曜日のCSに行けず警告がついてしまったり、予約したホテルを諦めキャンセル料(100%)を払い別の近場のホテルに泊まるみたいなもったいないこともしてました。


千葉駅すぐ近くの1泊2000円くらいのネカフェ
右に見えるのは隣の部屋

ちゃんと計算してないですが、それでも多分全部羽田空港行の飛行機を利用するよりは安く済んでるかなとは思います(そう信じたい)

2024年度上期のCSでかかったお金は下記の表が全てです。
北海道で使った金額と混ぜて家計簿をつけてしまっていたためどのくらいが北海道でどのくらいが遠征費かはわからなくなってしまいました。

交通費は例えば、5月の飛行機は4月に取る、というようなことをしていたためある月の交通費はその月のJR等の移動費+次の月の飛行機代と考えてください。9月はまだまとめてないので出してないですが後述の理由から9月は遠征していないので道内の移動のみです。

こんなに使ってたのか…

6月は超CS広島のための飛行機と超flatCSのための愛知行の飛行機が被ってしまったため交通費が高くなってしまっていますね。
GPや超CSの参加費も含まれているため手数料の端数とかも出てます。

4.遠征先での色々、苦労とか嬉しかったこととか

最初は遠征先のCSの勝手がわからずハシゴCSに乗り継ぎで間に合う間に合わない問題とか駅がデカすぎて迷うとか乗り換えミスるみたいなことを何回かやらかしてしまったり
飛行機が遅延して成田からホテルに行くための終電がなくなってしまったことで高いホテルじゃないしタクシー乗るよりはキャンセルのほうが安いか…と泣く泣くキャンセルしたりというアクシデントが多く、想定外のお金がかかってしまうことが多かったです。

あとはシンプルに誰も知り合いがいない。
話せる人がいないCS会場に向かうのって結構精神的にキツい。
普段CS会場に行けば当たり前に知り合いがいて試合の合間は誰かと話せることのありがたみを知りました。

そんなこんなで初めて4.8倍CSに参加し
(え、こんなとこに200人も入るの...?)と半信半疑になりながらも人生初の4.8倍CSに参加。

残念ながら5-2で予選落ちしてしまったのですが、予選に落ちたのに144ポイントがもらえることに衝撃を受けてました。
北海道じゃありえないポイントに興奮しながら4.8倍のポイントは闇に消えました。

初めて1週間に8回もCSに参加した

ここからは嬉しかった話で遠征の最初の週にやっと初めてのすけと直接会って話せたことです。
それまで「Twitterはffだけど多分向こうは俺のこと知らんよな~」くらいの感じだと思ってたんですけど、のすけも自分のことを知ってくれてた&takiえむつー経由で自分が遠征していることを知っていたこともあって声かけてくれた第一村人でした。

初めて話して5分後には卓を挟んで目の前にいた

最初関東の交通の勝手がわからず「間に合うっしょ」でハシゴ先に間に合わなかったり、「これ、間に合わないか、諦めよ」で諦めたCSが実はギリギリ間に合ってた…みたいなことが何回か起きてたところに、ハシゴで間に合うCSとか人が集まりやすい、集まりにくいCSとか間に合わなくても1回戦不戦敗で参加できるみたいな融通の利くCSを教えてもらえたのはめちゃくちゃ助かりました。

CS会場でのすけと話してたことでのすけの知り合いとも話せるようになって…ってのが多く、「takiとかえむつーから名前は聞いてるよ」って言われる回数が多かった。顔ひろっ。

5.超CS、そして遠征を一旦最後に

GPが終わり、超CSの日程が発表されてすぐ、とりあえず行かないわけはないので飛行機を取りました。
しばらく経ったある日、仕事を終えてLINEをチェックすると衝撃のLINEが

「超CS横浜、チーム戦っぽい」

非常にピンチ
北海道から超CSに参加するほど熱心にデュエマやってる知り合いの中で思いつくのはtakiとえむつーとイマイズミ※しか知らないのだが、takiとえむつーは既に全国の権利を持っていて割の悪い超CSに行く理由なし、イマイズミはチーム戦には行かず個人戦のみの参加と聞いている。

※イマイズミ
何故かマジックとゴスペルを混ぜて2ターン目にキリモミイシカワチェンジカラクリバーシTTTをしてきたり、赤黒ジャガイストにゼロフェニックスを入れ、ヤバダンから蘇生して盾を焼却しながらエンド時にランデスしてたりするおかしな北海道のプレイヤー
最近は青魔道具とゴスペルを混ぜたおかげで超えられないはずのハイパーアルカディアスを突破しながらガリュミーズを撃っていた
隙あらば二つのデッキを混ぜようとする危険人物

道外から探すしかないが道外でチームを組めるほど仲いい人なんて数えられるほどしかいない…
声をかけ始めたのが仕事終わりなのもあって心当たりのある数人に声をかけても「ごめん、組んじゃった」
このままだと横浜観光して帰ることになってしまう…

絶望の中最後に連絡した一人が救ってくれました。

数か月振りに連絡したのに本当にありがとうございます

フェアリーさんを通して小判さんに組んでいただくことになり、無事に横浜観光を回避しました。

ファイアーバードが環境に現れ、それまで最強だった赤青マジック、黒緑アビスが下火になり始めたり、ファイアーバードに勝てる青黒コンプレックスが増え始めたしした。
その中でファイアーバードに勝てる主張のデッキにほぼ有利でファイアーバードにも先攻を取れば悪くない勝負ができるということでマジック3面で挑んだ。
予選が5-2でオポ上がりだったため順位先攻を取れず、結果はベスト64で敗北。めちゃくちゃ悔しい。

…そんな中様子のおかしい男が

なんであなたは超CS来てるんですかね
デュエルマスターズ大好き過ぎでしょ しかもつよっ

前日に同じホテルの部屋でユニットバスの床をべちゃべちゃにしてくれた男、takiがGPに続いて超CSでも準優勝。
差を感じながら横浜から北海道へ帰る。

1か月後の超CSin広島はマジック規制後だったのもあり、ファイアーバードを使用。
初戦負けから5-1で迎えた最終戦で先攻のグラスパーに敗北し5-2で予選落ち。
超CSin広島の次の日にあった6倍の超flatCSも全く同じ、初戦負けから5-1で迎えた最終戦で先攻のグラスパーに敗北し広島遠征は終了。

超CSで大きなポイントを持ち帰る、あわよくば全国の権利を持って帰るのは叶わずに2024上期の大型大会は終了しました。

超CSin広島を最後に自分の遠征を最後としました。理由は

・4.8倍CSの開催が他の大きなチーム戦CSと被り4.8倍になるかどうかが怪しくなってきたこと
・自分の思っていたよりもボーダーの上がり方が凄まじい
・自分が弱すぎて全然ポイントを持っておらず、その時点で既に4.8倍を2回優勝したとしてもボーダーに入れない

の3点があり、この時点でランキングでの全国権利獲得は諦めることにしました。

6.権利戦

今年はランキング制度の他に権利戦制度も変更。
今までは各ショップで結構な数の権利戦が開催されていたが、今年からは「CSを開いたことがあるショップが開催する」というルールになった。
権利戦の開催数は減るが権利さえ取ってしまえばエリア代表決定戦では人数が少ないため勝ちやすい、といった構図になった(というかなると思う)
どっちにしろエリア代表決定戦がある以上は権利を取らない手はないということで一時的にCSを諦め権利戦を回ることに。

今までの沢山権利戦が開催されていたルールですら権利を獲得するのに毎年死ぬほど苦労していたので今回のルール変更は正直権利を取れるのかわからないレベルのルール変更だったが、今年は運良く3回目の権利戦参加で権利を獲得。

何だこのデッキ 本当にキモイ。

ランキングを諦めた以上、エリア代表決定戦とDMGP2nd二日間しかもうチャンスが残されてないので残りのチャンスを後悔のないようにしたいですね。

7.ランキングの振り返り

結果、参加したCSは全部で74回
ポイントは8718
アベレージは117
集計されてないCSは数えてないけど多分そんなに多くない(と思う)

勝率はGP後の遠征始めたタイミングから数えて
勝ち207-負け147(勝率58%ちょい)
予選抜け率
74CS(GP、超CS含む)参加、25CS予選抜け(33%)(スイスのみはその規模の予選抜けラインでカウント)

弱すぎて本当にここに書きたくなかった。

予選抜けのほとんどが北海道内のCSで関東、中部遠征では5回しか予選を抜けていなかった。(関東で出たCSはGP、超CS含め33回)
関東遠征中はほとんどのCSで赤青マジックを使用して、赤青マジックで勝てていないのは正直かなり悲しい&悔しい。
本当に勝てなさすぎて鬱になりながらCS行ってた。

マジックを使用していた期間はマジックを使っていたことそのものに後悔はないけどちょっと下手すぎたかって思ってます。
takiにたくさん怒られました。

関東で予選を抜けられなかった原因はやっぱり細かい択ミスがあったなと思います。
試合後に分岐を書き出して悩むところは他の人に聞いて
聞いた結果自分の取った択よりはこっちの択のが勝率高いんじゃない?って択が結構あった。
マジック黒緑環境は3ターン目の押し付けが強すぎるのもあってどうしようもない試合がめちゃくちゃ多いけど、どうしようもない試合以外をこぼしちゃってた可能性があるのは本当によくないなと思います。

練習段階で同じ場面があれば練習の時点でその議論が出てるはずだけどシンプルに練習量不足でその場面を知らないってこともあったから色々と足りてないものがまだまだあるなって感じてます。

こんだけ遠征した結果、道内の人にも負けてる始末。相当弱い。情けない。

最終的には北海道5位で終了 悔しい

8.遠征の振り返り

今回の遠征の結果、残念ながらかなり失敗。
ポイントは思うように取れず、大きな大会に勝てたわけでもなく、自分が思っていたよりも最終ボーダーは遥か上だった。
最終的には22000くらいだったのかな?DMPランキングすごすぎる。

おそらく次にランキングを頑張るならば間違いなく引っ越しはする。
自分は今の職をすぐ手放してランキングを走る自信も実力も貯金もないため、すぐには難しいだろうが、遠征して土日にCSをハシゴしながらとにかくCSに出続ける生活は正直かなり楽しかったのでまた機会があれば挑戦したいと思ってます。
現実的には東京の方で休日や労働時間の融通が利きやすい職場を探すことだろうか。

社会人でも関係なく勝てばランキングの上に行くことができ、全国の権利を取る事ができるのはオチャッピィ選手が証明してくれているので自分もいつか同じところに行けるよう頑張りたいですね。

本当にすごい 全国も応援してます

今住んでる家がまだ2年経ってないから違約金も発生するし、北海道よりも家賃が高い関東で一人暮らしをしながらCSに出続けるだけの給料を貰える職場を探すのは今すぐには無理そう。色々と壁があるのでもうちょっと考えないといけないですが、できればまた近いうちにCS出続ける生活してみたいな。

本当は後期もなんとかしたかったんですが、冬の北海道は雪が降るので
「日曜日の夜にCSから帰ろうとして雪で飛行機飛びません、北海道帰れないよ~」って仕事いけないとかはまずいどころの騒ぎじゃないので後期は難しそう。

ここからは遠征して良かったこと。

今回の遠征で遠征そのものへのハードルはめちゃくちゃ下がりました。
金曜日に仕事終わり飛行機に乗って適当なカプセルホテルに泊まってCSに行くだけならどうとでもなるなと。
これなら行きたいCSや大型大会があっても無理に休まず行けそう。

あとめちゃくちゃ話せる人が増えた。
自分は究極に人見知りだけど声をかけてもらったり声をかけた時に応えていただいたりで、とりあえず挨拶できるくらいの人は増えました。

9.最後に

思いつくこと書き連ねてネガティブなこと色々と書きましたが、当然全国は諦めたわけじゃないです。
今の時点ではランキングで行くのは厳しいっていう現実を受け止めてGPとエリアで頑張ります。
特にエリアは多分参加人数50人近くの等倍CS程度の規模になると思われるので大チャンスです。
自分の知るカードゲームが上手い知り合いが多すぎて参加者の濃さは普段のCSのそれとはまったく違うけれど、絶対勝ちたい。

今回の遠征絡みで感謝してもしきれない人が沢山いるのでこの場でお礼させてください。

イマイズミを筆頭に毎回遠征の度に「頑張れ」って声かけてくれた普段通話してるサーバーの人
チーム組んでくれたり家に泊めてくれたしず
大丈夫、行けるぞって言い続けてくれたえむつー
デッキ選択とかプレイの択について悩んだ時はなんだかんだブツブツ言いながらも教えてくれるtaki
他の人と話すきっかけになってくれたり関東のCSについて色々教えてくれたのすけ
超CSで組んでいただいたフェアリーさん、小判さん
めちゃくちゃ突発的だったのに家に泊めてくれたNJ
関東で自分と話して頂いたりチームを組んでいただいたりした方々
本当にありがとうございました。マジでめちゃくちゃ楽しかったです。
またいつかランキング頑張ってみます。次はもっとちゃんと準備して。

拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。
誤字脱字等見つけた方はDMとかでこっそり教えてください。


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