Charlotte・Charlotteの今更考察とかもろもろ

自分の想いや考えを文字に表現するというとても苦手ではありますが、大好きなCharlotte・Charlotteのもう二度と無いイベント期間だろうということで筆を執って見た次第であります。
あくまで考察であるため、確実なものではありませんし、間違ってる事もあるかもしれませんが、そういう考え方もあるんだなと一つの案として楽しんでいただけたら幸いです。
また、この作品に関する様々な考察が既に世の中には沢山出回っているため内容の重複や相違が見受けられる場合もあるかと思いますが、そちらに関してもご了承ください。









以下ネタバレ含む

まず大枠で捉えた場合のあらすじとしては、

継母とのうまくいってない関係から生まれるストレスや日々の不安からイマジナリーフレンド(シャーロット)を産みだすシャルロット
そのシャーロットと日常を過ごしていく中でシャーロットが産まれた原因(問題)を解決し、シャーロットとお別れをする。
という感じで認識しております。

●シャーロットについて

シャーロットがイマジナリーフレンドという存在であるという事についてはさんざん色んなところで語られているし、筆者も間違いないと思うので省略しますがそれを踏まえた上でシャーロットという存在について考えてみたいと思います。
筆者の出した結論といたしましては、今は亡き『シャルロットの母』が精神や思想の根幹にあるものだと思います。もはや母そのものって言っても間違ってない気はするのですが、表現として正しく無い気がするのでぼかした言い回しをさせて頂きます(語彙不足)

どうしてシャーロットがシャルロットの母なのか?という疑問に関する答えはドラマパート内各所に散りばめられていますが、要点を抑えるのであれば

①最初にシャーロットが現れたのが「亡くなった母が使ってた大きな姿見の鏡」であるという事。
②シャルロットと継母の心のすれ違いが解消した直後にシャーロットとお別れした事。

①に関しては結構そのままですね。それにあわせて母の形見の「野ばら柄のティーセット」前に亡き母とのお茶会を想像したタイミングだったので要素としては十分に足りえるかなと。
※野ばらの花言葉、『純朴な愛』 『孤独』等。
②に関して、~の要素が母である事の証明だと思うから消えた、というより、もうそのタイミングで消えてしまった事象そのものが母であったことを表していたと思います。シャーロット自身言っていた様に「用済み」になったという事ですね。
シャーロットが『シャルロットの母』だという事を踏まえてこのドラマを聴くと、シャーロットの母としての発言、優しさ、慈しみの心を色んな所で感じてしまい、とて感情がいっぱいいっぱいになっちゃいます。

●2人の関係性と楽曲について

シャーロットから見たシャルロットとの関係については前述させて頂いた通りなのですが、じゃあシャルロットも同じようにシャーロットとの関係性を認知していたかといえばそうではなくて、
シャルロットがシャーロットの事を母だと認知していた様な表現は一切なく、ドラマパートでの表現や関係を見るに「姉妹」「友達」というように認知していたのが的確なのかと思います。
次に、表題曲とそのカップリング曲についてだったのですが、当初聴いた時は「シャルシャロって名前に相応しい可愛い感じの曲だな~~~」とか「ドラマパートにあっててかっこいい曲だなあ~~~」
みたいなふわっとした印象を持ってたんですけど、いざこうやって二人の関係性やそれぞれの理解度が高まってくると
「だってあなたはプリンセス」はシャーロットお母さんが娘シャルロットの事を溺愛している事を歌っている曲じゃん!!!とか
「ミラージュ・ミラー」ってシャルロット視点の曲じゃん!!!!!!!!みたいなことに気づけて感動したし、それまでとは曲を聴いた時に感じる印象が全然違うものになりました。
なので、もしこれを読んで「確かに」って思っていただける方がいればその辺りを気にかけてもらいながら曲を聴いたり、歌詞を見てもらえるとまた何か違うものが見えてくるかもしれませんのでよろしくおねがいします。


●せっかくなので今回のキービジュについて

画像1

基本的に鏡映しになっています。
じゃあ逆になっていないところは?となると真っ先に目につくのは、机の鈴蘭とシャルロットの胸についてる鈴蘭のブローチですがそちらに関しては劇中で答えが出てますよね。
そのほかの箇所として、一見わかりづらく表現もしづらいのですがシャルロット側の世界には色があるのですが、シャーロット側の世界はセピアになってます。
これが鏡の世界(実在しない世界)であることの表現なのか、はたまた故人である母を示す表現であるのかはわかりませんが、何かしら意図があって行われていることは間違いないと思います。
こういう細かい表現、面白いですよね。


●最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。
「浅」とか「流石に全員知ってるでしょ」とか思った人とかもいるとは思いますが、
それはそうとして読んでいただきありがとうございました。

『Charlotte・Charlotte』のドラマを聴くとは今まで書いた事以外に、変わった花畑とか、花言葉についてとか、駒鳥のルビアってなんだったの?とかなんでコレを言うのがシャルロットじゃなくてシャーロットなの??とかいっぱい疑問点が出てきます。
僕も好き好きに色々考察して納得のいく答えを出せたものやそうじゃないもの、沢山ありました。でもきっとすべての事に何か意味があるんだろうなあって思ってます。(信者的思考)
なのでもしよかったら改めて一通り聴いてみてください。面白いので。
あとは音によるその場の動きとか。声優さんの表現力の高さもすごいなって思ったので、凄いです。(語彙力)

劇中ではシャーロット(エミリー)側が話を客観的に理解している役だったのに実際にそのお芝居の真意がどういうところにあったかを理解できてるのはまつり姫っていうの、良いですよね。

思った事、感じた事をただ書き連ねただけなので、読みづらくはあったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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