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cafe新メニュー&5月展示会ご案内 『大川黎音✖️juli okano 2人展』

みなさん、こんにちは。
やっと花粉症の季節が終わったかと思えば、もう直ぐ梅雨の季節…洗濯物が悩ましいですね。



cafe『お茶の巣』 初夏の新メニュー

現在cafe『お茶の巣』では、日に日に暑さが増す初夏にピッタリの自家製レモンシロップを使った限定メニューをご用意しております。

『レモンフロマージュ』 ¥830
(ドリンクセットで¥100引き)

濃厚でなめらかな口当たりのひんやりチーズケーキに、自家製レモンシロップを合わせました。
レモンの爽やかな香りと濃厚チーズの相性は、想像以上に抜群!

『レモンスカッシュ』 ¥370

レモンのほろ苦さの中に優しい甘みスカッと爽やか。暑い日に喉に楽しい刺激はいかがでしょうか。

テイクアウトも可能です。(他のドリンクも)
お気軽にお声掛けください♪

※※※


『大川黎音✖️juli okano 2人展』


今回は、タネノスの美術講師2人による『2人展』を開催しています。

以前からの作品もあれば、今回新たに制作された作品もり、特にテーマは決めずに好きな物を好きな様に作り、新旧区別なく展示しています。

個展にはない、2人だからこそ発生する個性の化学反応をお楽しみ頂けると思います。
決して、作家本人たちも狙った反応ではないところが、また素敵な結果を生み出しています。

じゅりさんの世界、大川さんの世界、さらに2人による化学反応から生み出された世界。
1度、2度だけではなく、3度楽しい!

今回の展示会のテーマを聞いてみましたところ、じゅりさんから『迫力!』『たくさん!』との事。
そのコメントの通り、ギャラリーに入って真っ先に思う事は「おお、盛り沢山!」です。
所狭しと作品がギャラリーの壁を埋め尽くしています。
いつものタネノスの展示会は、白い壁に余白の美を意識した展示がされていますが、今回は「これでもか!」と言わんばかり作品が壁を彩ります。


パッと見た目では、絵画で油絵(+クレヨン)以外にはそんなに共通点がなさそうな2人の作品。
けれどもこうして並べてみると、これが不思議とマッチしているんですね。
不思議な面白さがあります。

2人展ですが、どれがどちらの作品と特定してはおらず、あえて混ぜて展示をしています。
壁にひとつずつ開いた窓のような絵画。
右に左にと行ったり来たりしながら、窓の奥に広がる物語を覗き込む様に楽しんで欲しいという、作家たちからのメッセージです。

写真だと少し分かりづらいですが、実物を目にすると、2人の作品の似ている部分と違う部分が分かります。

厚く塗られた絵の具にハッキリと分かる筆の流れ。全身を使って力を込め「コレ、カッコ良いんじゃないの」と楽しそうにカンバスに向かう姿が見える様。

対して、静かに己の内と対話をしながら、筆を取り物語に身を浸す。

『動』ばかりだと、楽しいけれどずっと見ているとちょっと疲れてしまう。
『静』ばかりだと、深く深呼吸が出来るけれどちょっと刺激が欲しくなる。

もちろん、1人だけで創り上げた世界も素敵ですが、違う作者が吹き込んだ命が調和し合う世界は、予想していたよりも複雑で面白い空間になりました。

↑手を繋ぐ?それとも通せんぼ?どちらに見えますか?


「大川君は赤の使い方が上手なんです。力強く走っているのもあれば、他の色の後ろに潜んでいるのに強く存在を感じるパターンも」
説明するじゅりさんが、ニコニコとちょっと嬉しそう。
それもその筈。
何とこの2人、師匠と弟子?先生と生徒?の関係性なのです。
そのためなのかしら?じゅりさんの赤もハッと目を引く存在感があります。
ああ、こんな部分も共通していると気がつく。
これは並べてみたからこその発見なのでしょうね。

「まさか黎音君と作品を並べる時が来るなんて、想像もしていなかったなぁ」
ワクワクするね、と微笑むじゅりさんは、ちょっといつもとは違う先生の顔。

展示会でも人気が高い作品(非売品)


何年も前に描いた、昨日描いた、自分が描いてまた違う人が描く。見えてる景色も振るう筆も全く違う。
描きたいものをごく自然に描きたいように描く。息をする様に、日常の一部として、描く事は特別な事ではない。
そんな2人の作品だから、お互いに違和感なく収まったのではないかと感じました。


『大川黎音×juli okano 2人展』 5/1〜6/2まで

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