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12月展示 ご案内    『MINAMI NAKAMURA』展

みなさん、こんにちは。

12月になって急に寒くなりましたね。まさに冬に突入という感じ。
体を温める食事や厚着をして、風邪などひかないように気をつけて行きましょう!


ウィンドウから見た店内


いよいよクリスマスが近づいて来ましたね。
この季節は街全体がキラキラと輝いて、見ているだけでとても幸せな気分になります。
ついでにクリスマスは美味しい物をいっぱい食べちゃおう、という野望も込みです。

タネノスでも、クリスマスツリーを飾りました。箱型の看板もクリスマス仕様です!


【12月の展示会のご紹介】

タネノスでは、12月1日~28日まで『NAKAMURA MINAMI』展を開催しています。

絵画、アクセサリー、クリスマスオーナメント、ポチ袋等の雑貨など、様々な作品の展示・販売しています。

賑やかに並ぶ作品に「1人の作家さんで、こんなに様々なジャンルの作品制作を行うんだ」と、まずその多彩さに驚かされます。


ブローチ


NAKAMURAさんは、国内での受賞活動の他に、海外での受賞活動も多く、自ら世界を周り、その土地の風土や人々からインスピレーションを受け、現地で素材を手に取り制作をしています。

アクセサリーやブローチ、クリスマスオーナメントは、チェコやフランスの蚤の市でビーズなどの素材を仕入れ、また自身のオリジナル制作のガラスビーズ等も使用しています。


ピアス・イヤリング
クリスマス・オーナメント


持ち主達の温かな手を渡ってきた記憶を持つ物。新たに命を吹き込まれ、この世界に生まれて来た物。
古い物と新しい物がバランスよく混ざり合い、世界に1つだけの小さな世界を作り出しています。

みなさん一人一人に選ばれた、小さな物語を持つ物たちが、みなさんをちょっと特別な気分にさせてくれることでしょう。


アネモネ


そして今回、もっとわたしが注目したのは、絵画になります。

作者のNAKAMURAさんからのコメントの中でも「自然の動植物から創作の刺激を受ける」とあるように、花と大胆に色が弾け飛んだ構図に釘付けになりました。


ガーベラとケイトウ


作品を初めて見たわたしの頭の中では『真っ赤・真っ青・真黄色』と元気溢れる原色がキャンパスいっぱいに広がっている、そんな印象の記憶に残りましたが、後ほど写真を見直すと…

「あれ?意外と落ち着いたトーンの色だな」と気がつきました。
じゃあ、わたしの原色のイメージは、一体どこから来たのだろう?

きっとそれは、色の持つ力とNAKAMURAさんのエネルギーが混ざり合って反応して、見る側に明るい力を感じさせるんじゃないかな。
そんな気がしました。

わたし自身、植物が好きで植物モチーフの物を好みますが、それ以上にNAKAMURAさんの操る『色』に興味が湧きました。

小さなサイズの物もあります


もしかしたら、NAKAMURAさんには『色』自体をこういう風に感じているのでは?とふと感じました。

ギュッと丸まっていたり、ばんと弾けてみたり、ぼわっと滲んでいたり。
もしそうなのであれば、彼女の操る色自体に命があるのかもしれない。

そう思ってから改めて見ると、中央の花を取り巻く色が、自由に動き弾けエネルギーを発しているように感じて…不思議な感覚を覚えます。


ギャラリースペースは、いつものタネノスとはちょっと違う雰囲気に。まさに賑やかな色の洪水!

絵画や雑貨のカラフルでパワフルな色は、見ているこちらを元気にさせてくれ、またどこか懐かしい雰囲気のアクセサリーやクリスマスオーナメントは、みなさんに小さな物語を運んでくれます。

是非、作家のエネルギーを感じて頂けると嬉しいです。

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