わっしーとゆかいなたいこ会
みなさん、こんにちは。
前回ちょっと告知致しました11月19日『わっしーとゆかいなたいこ会』お絵描きと打楽器演奏のコラボ!の当日の様子をお伝え致します。
イベントの概要
日中は玩具開発プランナー、夜明けと夜更けはイラストレーターのわっしーさん。
聖ヶ丘で育ったり、近くに住んでいたり、なにかと縁のあり第一線で活躍されるプロの打楽器奏者仲良し4名による『たいこ会』
打楽器の演奏を楽しみつつ、弾ける音にインスピレーションを受けてお絵描きもしちゃおう!という楽しい体験型のイベントです。
実は『たいこ会』のみなさん、練習目的のために結成され長年活動を続けられて来たそうですが、ライブ演奏は今回が初!との事。凄い!ありがとうございます♪
楽器を近くで見て、音を全身に浴びる
楽器については、小学校の音楽室からほぼアップデートされていないわたしは、名前も「木琴」(実際はマリンバ)「鉄琴」(同じくグロッケンシュピール)「大太鼓」「小太鼓」が精一杯…
初めて見る名前も分からないけど、『絶対凄い』が伝わってくる楽器たちに、遠巻きに興奮気味。
実際に鳴ったらどんな音がするんだろう?
楽器って音が出ていない状態でも存在感大。色も形も素敵です。
2台の小太鼓が高らかと打ち鳴らされ、会の始まりを告げます。
タネノスの小さな店内に、ダラララデュルルと音の粒子がパッと広がります。
あっという間に店内の空気が変わり、気持ち良く晴れた休日に相応しいハレヤカな気分になります。
『道化師のギャロップ』や『アンダー・ザ・シー』と言った、誰でも一度は耳にした事のある曲に、聞いている皆さんもノリノリで楽しそう。
今回、タネノスの小さな店内で、楽器とお客さまの距離がほぼ無い状態でしたので、もう思う存分音のシャワーを浴びることができました。もうタネノス全体が音の海状態。
自分の周りを漂う音を聞きながら、音って色があるんだな、と気がつきました。
スタートの勇ましい小太鼓は、黄色?いや弾ける様なオレンジ色かな。柔らかな響きのマリンバは金色がかった琥珀色、小さな鉄琴はキラキラと輝く薄い群青色。
もちろん聞く人によって、曲調によって、色は様々に変わるのでしょう。
こんな事に気がつける程、濃厚な時間は本当に贅沢な体験でした。
イベントの様子
わっしーさん、たいこ会のみなさん、お客様、スタッフ合わせても20名強というアットホームなイベント。みんなの距離が近い!
わっしーさんの楽しいお喋り&曲と曲の合間にたいこ会のみなさんから、個々の楽器の名前や由来等がユーモアいっぱいに丁寧な説明があり、「そうなんだ!」と感心しながらも、思わずにっこり。
やっぱりみんなの距離の近さ故に、『楽しい』も近づくのでしょうか。
ここで、今回のイベントのもう一つの目玉。
音を浴びながら、その楽しさを絵に色にしちゃおう!です。
事前にみなさんにお配りしてあったコースターに、思い思いにお絵描きをして行きます。
ちゃんとした構図じゃなくても大丈夫。グルグルでもポンポンでも、音を聞いてそれにつられて自然に手が動いて仕舞えば、それでOK!
ちょっと落ち着いた曲は夜のイメージ。濃い色と滲んでいる色、その中にポロンポロンと転がる音の粒。
受け取るイメージは自由、描く世界も自由。
正解や出来ばえを気にせずに『楽しい』に没頭する。忙しい毎日を送っているわたしたちはついつい忘れがちになってしまいます。
たまには、心に真っ直ぐに伝わって来る『楽しい』に両手を広げ、心ゆくまで味わってみる。そうすれば、また明日もちょっと良い1日になる。
音楽とお絵描き(アート)には、その力がある。改めて感じました。
とても素敵で贅沢な休日の時間をありがとうございました!
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