運命を信じがちな大学生
運命を感じるようなイベントがあるとついつい信じてしまう。
さて、前回でも書いた通り、大学で波乱を感じていたところで、大学外で運命をビンビンに感じていた。
①主夫になる?
大学生活で絶対入ろうと思っていたのが、サークル。
ついでに言えば、バレーボールのサークル。
バレー部に所属しておりバレーしたいなと思っていて、そんなに厳しくない(楽しむ系)サークルがあれば入りたいなぁと思っていた。
大学にはざっくり4つのサークルがあり、そのうち2つが楽しむ系で、より雰囲気が自分にあってると感じたサークルに入ることにした。
サークルの感想はやはり「なんてこった、女子がいる!」からのスタートである。
大学のクラスよりも男女比が1:1に近いのである。
おったまげである。
前回に引き続き電車に驚くジンバブエ人である
そのサークルで運命の出会いがあった。
サークルの新入生の中に鹿児島出身のブイ(仮名)という男がいた。妙に波長が合う男である。
サークルの練習の帰りにお互いが井の頭線ということで一緒に帰ることになった。
最寄りの駅を聴くと、同じ久我山。
おー、すごい偶然!
駅から降りて歩く
あれ、同じ方向なんだ。
だいぶ家が近づいてきたけど…俺ここなんだ、あれ、俺はここなんだ
…?あれ?
「お向かいさん?」
衝撃のお向かいさんである。
ご近所物語のスタートである。
札幌と鹿児島から来ている2人が東京でお向かいなのである。
もう一人で運命を感じざるを得ない状況であった。
ブイ(仮名)とは、運命を感じた以上結局共にサークルに入ることになった。
雨が降ってきたのに洗濯物が干されているようであれば、取り込むことを勧めるメールを送ると、そんな間柄である(もちろん過干渉はしない)
主夫になりかけていた自分がいる(笑)
そんなブイ(仮名)とは、サークルの執行代を共に支えながらやってきただけでなく大学卒業後今でも仲が良く、まさに心の友、親友になったのだ思っている。
このサークル自体、いろんないい人がたくさんおり今でも交流があるのはサークル生活が楽しすぎたからに他ならない
②第二の故郷を見つける
先ほども書いた通り、大学時代、最初の一人暮らしは久我山から幕を開けた。
そんな時、ある一つの店を知ることとなる。
自分が一人暮らしを始めた頃にオープンした店、
器楽亭(現在の表記、許可は得たw)である。
当時は現在のような割烹ではなく居酒屋のような感じであった。
とにかく食べ物が旨い。衝撃的に旨い。何もかも旨いのだ。
どれだけ旨いか、店の名前で検索した時の評価からでも一目瞭然である。(是非検索を)
まだ流行る前にノドグロのうまさを知ったのもこの店である。
この店では喜怒哀楽あらゆることがあった気がする。
資格試験に受かった時にはドンペリをご馳走してくれた。人生初のドンペリすら、この店である。
最も、このお店、今では銀座に移転をして割烹?になったようである。単価だけでいけば当時の何倍になったかなとやや遠い目にもなる。
だが、ここでの思い出は永久に忘れることはないし、これからも通うことをやめることはないだろう。
ここは第二の故郷。
自分が東京で生活を始めた頃に始まったこの店、やはり運命を感じざるを得ない。
私は運命論者である。
サポート…?何それ、おいしいの?