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堪能するとはなんぞや?

堪能という言葉、使うことありますか?
筆者は、まず使わなくて、知らなかった言葉。

心ゆくまで楽しむ、というような意味らしいです。

自分が使わない言葉は、どこかから他人が運んでくれるもんで。
なんとなく耳に残ってて。

「お茶を堪能する」

対象をお茶にして、「堪能する」を考えてみます。

お茶を提供された(出された)側が、いろんなことを知ることができておいしかったぁ~というのが、たいていの場合に当てはまりそうです。

ところが、筆者はお茶を淹れる、出す側の人間なので、お茶のことをいろいろ試して知って、それをだれか他人に知ってもらうということなのかなぁと、そんな風に思うところもあり。

ふと、普通にお湯で、水出しで、飲んだことのある釜炒り茶をほうじ茶にしてみたら、どうなるんだろう?と思ってしまいました。

実際にやってみたら、記憶のない香りが焙じるときにして。

焙じ終わって、

焙じ茶で淹れてみても、

飲んだことのある焙じ茶とはなんか違う。

やってみてわかることもあるもんです。

とかとか、そんなことを思ったのでした。

たぶん、筆者はこういうのを「お茶を堪能する」とは思ってないので、自分にとって「お茶を堪能する」って何なんだろうな~?

ちょっと今後の課題にしておきたくなりました。

今回は、この辺で。
では、またー!

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日本茶、紅茶、まなび合いの茶の間「種ノ箱」。 種ノ箱は、昭和三十年代に建てられた大阪玉造の木造長屋の中にある茶の間です。 四畳半のたたみと三畳ちょっとのキッチンがついた和室で、紅茶と日本茶のゆるいセミナーをやってます。