韓国沼は底なし沼だった① 黎明期編
50歳、独身、一人っ子のたね子です。
自己紹介にも書きましたが、韓国ドラマにハマり、韓国沼に落ちて18年になります。
ちなみに、こちら↓
今回は、私が韓国沼に落ちるまで (黎明期編)
をお届けします。
まず、
私が初めて韓国に行ったのは、1998年。
友達と焼肉食べ行こう!なんて軽い気持ちで思いつきで2泊3日、ソウルへ。
韓国の歴史や文化、言葉も何も知らず、ただ「地球の歩き方」を片手に焼肉を求めて…。
若いですね。
しかも、当時は、JALとロッテホテルという、高級な組み合わせが、なんと29800円!!
今ではありえない金額です。
ソウルも今でこそ先進国と呼ばれるところになりましたが、2002年の日韓ワールドカップ開催以前は、街並みが全然違います。今の韓国は都市開発が急ピッチに行われ、整備されて、経済も急成長し、20年で物凄く変わったと思います。
私が行ったのがそれ以前なので、今みたいに開発されていなくて、まず、空港に到着して行ったトイレに驚きました。
今でもたまにありますが、韓国は下水道が整備されてないので、トイレットペーパーを流せなくて、横にあるゴミ箱に捨てなくてはいけなかったのです。
いや~、これはずっと馴れなかった。
そして、レストランとかでも、店内にはトイレはなく、ビルのすごーく奥の薄暗いところにあって、一人だと怖い。
街の中もちょっと、裏に入れば汚いし、戦前とまでは言いませんが、ひと昔?ふた昔?の日本みたいな感じでしたね。
今みたいに、韓国のことをテレビで見るわけでもないし、インターネットもないから情報がないので、韓国ってまだこんな感じだったのね…って、到着してから知ったのです。
そして、今は、街で日本語表示や日本語アナウンスもありますが、日本語が通じないところばかりでした。
一度、道に迷って、目印の看板が全部ハングルなので、ガイドブックの地図をみても、自分たちがどこにいるかもわからくて本当に困りました。
ガイドブックに載っているようなところは、日本語でもどうにかなったけど、それ以外はお買い物するにも一苦労でした。
その時は、友達との旅行(どこにいっても楽しい年頃!)だし、王宮見学、焼肉、ビビンバ、サムゲタン、アカスリ、免税店でお買い物と一通り行って、楽しかったけど、韓国にまた行きたいなぁとまでは思いませんでした。
まさか、この後こんなにハマるとは。
それから5年後
日本でも韓国ドラマが放送されるようになり、ヨン様ブーム到来。
母親世代の流行で、テレビて放送されているドラマはおもしろいなくらいで、特にヨン様や韓流ブームにも興味もなくて。
ヨン様ブームからちょっと遅れて2006年、母が「天国の階段」の再放送を見て、どハマり。
録画したのを毎日毎日見ていて、私にも見るように熱く推してきました。
その当時は、韓流といえば、おばさま文化。
「いいよ~別に見なくても。」
と避けてたけど、あまりにもアピールするから、仕方なく視聴。
気がついたら、先の読めないストーリー展開に次々見続けてします。(いいとこで、終わるんだよね!!)
主演俳優も、顔の薄い俳優だなくらいに思ってたのに、なんだかだんだんカッコよくみえてきて、気がついたら、私、全部に見ていました。
こうなると、一晩で洗脳されてます。
私の頭の中は、もう「天国の階段」で頭がいっぱいです。
あの俳優は誰?
オッパって?オンニ?ヌナ?
名前がチョンソなのに、フルネームだと、ハン・ジョンソ?名前が変わるの?
とか謎が溢れる。
それからは検索しまくって、私の毎日は、韓国一色になった。
この当時の韓国ドラマといえば、財閥、御曹司、記憶喪失、異母兄弟、交通事故、身分違い、四角関係、意地悪なライバル、不治の病…などがお約束。
ありえないようなシチュエーションや展開なのが、逆に中毒というか、目を離せなくなる。
え?そんなことが起こる!?って、想像を遥かに越えた無理な展開もあるけど、それが韓国ドラマ。
だいたいが1時間15分、CMなしの16話なので、長い。
日本なら、この辺で話が終わりみたいなところから、さらに二転三転話が展開される。
しかも、日本と違い、やんわり次回おたのしみ~なんてことはなく、スパーン!と終わり。え?ここで終わるの?続きは?あと一話だけ…と次々見てしまうんですよね。
テレビで放送中の他の韓国ドラマを見たり、それでは物足りなくなり、スカパー! に加入して、K-POP 、バラエティー番組とたね子はどんどん沼にハマっていくのです。
長くなってきたので、②に続きます。