
韓国沼は底なし沼だった③ 成長期編
50歳、独身、一人っ子のたね子です。
気がついたら第3話。
まだ、沼に踏み出したばかりなのに、一体、いつまで続くのか…。
無計画たね子のいけないところです。
まぁ、50歳だし、自分史的な記録(何にも成し遂げてないけれど)として書いてみます。
お付き合いいただければ幸いです。
前回まではこちら↓
待ちに待ったファンミーティングです。
といっても、初ファンミーティング、何するの?って、全然わかっていません。
会場はホテルの宴会場で円卓テーブルが沢山並んでいます。会場前には氷の彫刻があったり、皆さん着飾ってまるでディナーショーみたいな雰囲気です。
まずは入口で、くじ引きで座席を決めます。
たね子、一列目一番端のテーブルを引きあてます!
きゃー、たね子、持ってる!!
って、勇んで入ってみたら、ここは東京ドームの最前ですか?くらい舞台までの距離が遠い。
しかも、端っこなので、サンウが座るであろう場所まで、かなりの距離がある。(ホール会場なら15列目くらいの距離)
まっ、初めてだしね、あまり近いと刺激が強すぎるかもと自分に言い聞かせ、とりあえず、食事をして、心を落ち着かせて待ちます。
ついにサンウ様登場です!!!!!
あの、テレビで見た財閥御曹司が私の前に!
かっこよすぎて、たね子、声も出ません。
スラッとして背が高く、小顔で、肌が白くて
薄い顔なんて、言ってごめんね。
こんな素敵な人初めてみたってくらい輝いています。
ここまで、来た甲斐があるわ。
ちなみに、サンウ様は、写真映りが悪くて、実物の方がすごくいいです。あの良さを写せるカメラがあったらいいのにと思うくらいです。
「こんばんは~クォン・サンウです。」
日本語の挨拶!
えっ、日本語!?って、もはや超初心者なので、そんなことでも盛り上がります。
韓国語で何言っているかわからないけど、たまにわかる単語が入ってるとなんだかわかっているような感覚が。通訳さんが日本語にしてくれるけど、サンウに集中しすぎて、話が入ってくるような入ってこないような、ただただ見とれて、あっという間に1部終了。
(内容的にはトークショーね)
この世のものとは思えぬ美しさ、王子様ってこの世にいたのね。って思った。
息してた?
生きてる?たね子?
第2部は、当日お誕生日という方がステージに呼ばれて、一緒にケーキのろうそくを吹き消したり、ツーショット写真撮ったりと夢のようなイベント!
もはや、母親に何で今日産んでくれなかったの?とさえ思う。(ごめんね。私だけ来てるのに)
あとは、くじ引きで、私物プレゼントやツーショット写真など、幸運な方を指を加えて見てる状態。
いやいや、あんな近くでサンウと会うなんて無理。こんな大勢の人に見られて(もはや羨ましいの怨念)、死んじゃうかも。
初めてには刺激が強すぎる。
うん、これでよかった。と謎の思考回路。
そんなこんなでラストの集合写真。
一列目ど真ん中にサンウ様。
これも座席同様、くじ引きで場所が決まってる。
たね子は2列目。
サンウまでは至近距離約2m!
今回、たね子が最接近した距離です。
考えてみたら、数ヶ月前に、ドラマを見て一目惚れ。
異国の地まで外国人スターを追いかけて、はるばるなんの思い入れもない済州島まで。
2mでも、近くで会えてよかったよね。
素敵な出逢いだった!
そんなこんなで、初ファンミーティングは終了!
帰りには、手書き(コピー)のメッセージカードや参加者限定撮り下ろしポストカードにうちわ。(ここまではいいよ)
さらに、サンウが専属モデルをやっているメーカーの化粧品セット、なぜか済州市より夫婦湯呑みまで入ってて、まるで引き出物のようなお土産をもらう。
(ありがたいけど、重い…。)
あー、楽しかった!
しかし、私が宿泊していたデラックスホテルにはなんとサンウも宿泊中。スターと同じホテルにいるんですよ!
どこかで、会っちゃうかもしれないし、同じ空気を吸っている。(頭おかしい)
ファンミーティングが終わってもドキドキが止まりません。
次の日の済州島の観光地巡りは、慣れないところに来て緊張したのと、サンウにドキドキしすぎて、どっと疲れたせいか、どこに行ったのか全く記憶なし。(たぶん、全員同じ)
結局、ふわふわの状態で帰国です。
そんなこんなで1ヶ月後、テレビ番組のイベントと出演でサンウが来日。
もう、一生会えないかと思って、済州島まで行ったのにあっさり、会えました。
でも、日本では遠くからちょっと見れるだけ。
ファンの全体の人数が多いのです。
そこへ、またもや、アジア 1st ファンミーティング inソウルのお誘いが…
たね子、両足が、いや腰まで?沼に入りました。
さて、またまた長くなって来たので、④へ続ききます。