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50はつらいよ

あけましておめでとうごさいます!
今年もよろしくお願いします。

あっという間に4日過ぎ、2025年何にもしてないたね子です。
おせち食べて、お餅食べて、韓国ドラマみて、うとうと…最高過ぎます!

でも、帰国、帰省ラッシュのニュースを見ると、このお休み中に、ご飯作る→食べるの繰り返ししかしてない私は、無駄に過ごしてしまったような焦りは一応起こります。
新年からダメダメちゃんだわ。

何もしない私は、ちゃんと活動して充実した日々を過ごした人や帰省で大変だった人を尊敬し、拍手を送りたい気持ちです。

さて、今は母と2人なので、のんびりですが、幼少期はお正月っぽく過ごしていました。
元旦は自宅で、2日は両方の両親の実家へ。
3日は、我が家唯一の年間行事の日でお出掛けします。

以前、父のことを書いたのですが、我が道を行くマイペースお父さんなのですが、その父が決めたお正月イベントです。

それは、家族で「男はつらいよ」を見に行くことです。

昔は週一しかお休みではないから、父は体を休めたいという人でした。
両親の夏休みも合わなかったりもあって、子供の頃から、家族3人で出掛けるのはあまりなくて、母と2人で出掛けることが多かったのですが、このお正月が、唯一、父が先頭に立って、家族3人で必ず行く一大イベントなのです。
私もいつから行っていたかは記憶にないのですが、小学生からは行っていたかと思います。
子供にしたら、隣でやっている東映まんがまつりに行きたいのですが、そんな意見は通りません。
ちなみに、途中までは、年2回公開だったので、夏も強制家族イベントです。

当時は同時上映で2本立て、後半は「釣りバカ日誌」が定番でしたが、今思いだすと「塀の中の懲りない面々」や小川真由美の「ねずみ小僧」などが同時上映で、内容が子供にはどうかな?と思うものもありました。
「男はつらいよ」も、もともと子供が見に行くものじゃなかったからというのもあるのかな?まぁ、昔だから色々緩かったよね。

さすがに、中学生くらいになると、何で親と「男はつらいよ」見に行かなきゃ行けないのと思ったりもしていたけど、毎回、帰りに美味しいものを食べたり、デパートにも寄ってお年玉になんか買ってくれたりもするので、それにつられて、渋々行きます。

結局、渥美清さんが、亡くなる48作目まで、たね子の家では、当たり前のように1月3日は寅さんを見に行く日だったのです。

物心ついたときからみてるので、反抗期を過ぎれば、すっかり寅さんファンになって、楽しみなイベントになっていくのです。
渥美清さんが亡くなって、新作が見れなくなると、イベントがなくなり、我が家はDVDを買い始めました。(数作ずつ)

それで、なんと、たね子の家には全作DVDがあるのです!
たね子、全作制覇はもちろん、ヘビロテしてるのもあるので、結構詳しいです。
ある意味、英才教育されてますから 笑。

ということで、映画上映がなくなってから、3日は「男をつらいよ」を見る日に変わりました。

今年、2025年1月3日に選んだのは、
30作目花も嵐も寅次郎!
マドンナは田中裕子さん 。
そして、ジュリー。
田中裕子さんがとにかくかわいい~。
これがきっかけでお付き合いが始まったといわれてる作品ですが、ジュリーが惚れるのもわかる気がします。

いつもの寅さんのパターンの恋愛どっぷりではなく、キューピッド役になってしまうという展開。
ちょっと切なくて、いつもの予定調和が懐かしい気もしますが、出だしのミュージカル調の美しきジュリーは最高だし、最初の松茸を頂いて食べようと思ってたら、ちょうど寅さんが帰ってきて、一人増えて分ける分が減って一悶着みたいのが、これが寅さんだ!となるシーンがたまりません。
(15作目のメロン事件のときも好き)
たこ社長が、田中裕子のことをセクシーだ、といいますが、今じゃ、セクハラよ。

とにかく、50作もあるので、忘れていることもあるし、年齢によっても感じ方が違うし、毎回、発見があって楽しい。

しかも、2019年に回想的な新作が、出たとはいえ、平成7年まで。
30年も経っていて、懐かしいこと、懐かしいもの、風景もいっぱい。
(よく考えたら、もう若い人は知らないよね。)

寅さんは、色々な名言を言うし、きっと、父は、私がピンチのときには、寅さん思い出して、頑張れっていう教育だったの?
寅さんは、私と同年代の満男に色々なアドバイスするしね。
お陰で寅さん見習ってしまったのか、私、独身よ。と亡くなった父に言いたい!

たね子のお休みは今日まで!
もう1作見ようかな?





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